Top Page > 読書 > 投資関連本 > Googleが予測している未来とは?第五の権力を読んで

Googleが予測している未来とは?第五の権力を読んで

google-160824.png

行政・立法・司法についで報道を「第四の権力」と定義する場合があります。行政・立法・司法を監視し、意見するという意味で第四の権力とも言えそうですが、その第四権力の報道はインターネットが登場して逆にネット上で監視される立場にもなっています。
いい事例が先月の東京都知事選のいかにも第四の権力的な人物だった某候補となるでしょう。仮に20年前であれば同じような週刊誌報道と演説1,2分で退散をやっていたとしても得票数はもっと多かったのではないでしょうか?

というのも現在はネット上で過去の発言がピックアップされますし、変な演説を含めて動画としてネットで視聴可能になりました。そういう意味で報道も監視される世の中になったと言えるでしょう。

そんなネットとつながった人たちを第五の権力として、今後ネット関連の社会はどうなるかをGoogleの会長エリック・シュミットが書いたのが本書になります。

内容的にこれ本当に実現できるの?といった点とコネクティビティが高まるとこうなるという文章が続いて読みづらいと思う人もいるかと思いますが、以下の2点が印象に残りました。


スポンサードリンク

仮想通貨があるのだから仮想国家もありうる?


3章から7章にかけての、国家、革命、テロ、戦争と紛争、災害等からの復興について書かれているのですが、その中で仮想国家という話も出てきます。ビットコイン等の仮想通貨があるのであれば、仮想国家もできるのではないかという話ですね。

ネット上でつながることで、仮想空間に国家を作るという発想は私は思いつかなかったですね。無論実現するには色々とハードルが高いとは思います。ただし、世界的に通信・ネットの環境の整備が進むことで、連絡と自分の考えを披露するのが容易になっていきますのであり得るかなと思いました。

日本ではないでしょうけど、中東なんかではブログやtwitterの内容が起爆になって暴動が起こりうると思うのです。となるとネットを規制しようとする動きが広がる地域も出てくるのではないでしょうかね?

中国やロシアのような国がネット上の政府への不満等の意見を検出して監視、ネット空間から遮断する技術をアフリカや中東に売る時代は近いんじゃないかと思いました。

結論の中で言及された興味深い点


将来予測として最後に上げられた内容として気になった点は以下ですね。

  • ①デジタル環境の格差は今後しばらくの間は続き、環境次第で全く違う経験をすることになる。
  • ②コンピュータと人間は一層の役割分担を進める。
  • ③仮想世界は既存の世界秩序を覆したりしないが、現実世界でのあらゆる動きを複雑化していく。
  • ④国家は仮想世界と現実世界向けの外交政策と国内政策を行うことになる。
  • ⑤コネクティビティと携帯の普及で市民は過去のどんな時代よりも大きな時代よりも大きな力を手に入れるが、それには代償が伴うことも知っておくべき。

現状の環境次第で経験できるものは違うというのは10年単位ではなくしばらく続くんじゃないかと思います。2025年には多くの人間にコネクティビティが普及すると言いますが、流石に先進国と新興国の差がそこまで縮まるとは思えないんですよね。

③と④に関しては既に現在も兆候がみられるかなと思います。ネットを使って政治的影響力を行使しようとする政党が各国で現れかねないと思うんですよね。そういう場合自分たちにできるのは過去どういう発言、政策を実行したかということを政党・議員共にちゃんと確認するということが必要になるのかもしれません。

色々と問題が起こりそうですが、基本的に著者は人間は乗り越えられるという考えでした。そうなればと思う反面、予測不可能な自体が起こりかねないのではないかという不安も抱きました。

この本を読んでますますGoogleに興味を持った


この本を読んでGoogleの幹部だった人の考えを読んで、Googleはもっと何かすごいことを構想しているのではないかとも思えます。全く別の新しい技術を創りだせる会社のように思えました。ある意味不気味さも含んでいますけど。

Google関連の情報にはアンテナを張って、色々と書籍やネットでもっと調べてみようと思います。
関連記事
関連するタグ:読書 投資関連本 第五の権力 Google エリック・シュミット ジャレット・コーエン コネクティビティ

テーマ:投資日記 - ジャンル:株式・投資・マネー

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんにちは

確かにグーグルは清濁あわせもつ企業だと思います。
監視社会の中心のようでもあり、社会革命の旗主でもあるといった所でしょう。

アップルとアマゾンは多分利益優先と思いますがグーグルは少し毛色が違う気もします・・・
評価が難しい企業ですね。

No title

yazirobe777さんこんばんは。

>監視社会の中心のようでもあり、社会革命の旗主でもあるといった所でしょう。

グーグルは他の企業と違ってビジョンはものすごく持っている感じがするんですよね。
ただ、それを正しく使えたりビジネス化できるかというと怪しい点もある気もします。

アマゾンは少なくともジェフ・ベゾスの本を読む限りは顧客の方を向いてそうな企業のように思えます。働いている社員は地獄のようですけど。
プロフィール

garboflash

Author:garboflash
garboflash(ガルボフラッシュ)と申します。
関東在住の福岡人のアラサー男。
「関東在住福岡人のまったり投資日記」というブログを書いております。
自由な将来のために守りを考えながら、長期投資を行ってます。
インデックスファンドやシーゲル的な海外ETFによる長期の資産運用、節約等について書きます。

投資手法は以下をご参照ください。
投資方針について

メディア掲載履歴
日経ヴェリタスの2016年3月13日号
日経ヴェリタスの2016年3月27日号

twitterでもつぶやいてます。@garboflash


更新情報
follow us in feedlyRSSを購読する

本ブログで得た情報に基づいて被った損害については、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。投資を行う際に最終的には自己責任です。

ご用件のある方はメールフォームよりご連絡ください。

ブログランキング
ランキングに参加しています。もしよろしければクリックをお願いします
最新記事
カテゴリ
相互リンク
月別アーカイブ
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

スポンサーリンク
FC2カウンター
最新トラックバック
FC2アフィリエイト
旅ポケドットコム
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR