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米国を除く先進国に投資するバンガード・FTSE先進国市場ETF(VEA)の現状を確認してみた

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2017年は欧州の主要国で選挙が控えており欧州はテロも含めて大きく荒れることが予測されます。難民問題とテロは2015年後半頃から表面化してきています。

では、欧州関連の株式のパフォーマンスや資金の流入はどうかというと、米国を除いた先進国というカテゴリですと、2015年、2016年と米国ETFの資金の流入のランキングでは上位10本の中に2本入っていますし、昨年の欧州各国の株式のパフォーマンスを見ると、ドイツもイギリスもフランスも年間ではプラスだったんですよね。

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今年は大きな調整があるかもしれませんが、日本やEU圏外のスイス、オーストラリアあたりが含まれていて分散されていますし、バンガードのETFで米国株(VTI)+米国外先進国(VEA)+新興国(VWO)を使ってバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)よりも低コストで投資できることを考えますと(参考記事:バンガードの社員がお勧めしていたETFのコスト0.07%程度の分散投資とは?)、バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF(VEA)は面白そうだと個人的に思いました。

過去の記事:バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF(VEA)

2年前ぐらいに調べていますが、iシェアーズのETFだとiシェアーズ MSCI EAFE ETF(EFA)という経費率0.33%と高めのETFしか国内では買えませんが、iSharesのコアシリーズ(経費率がバンガード並みに低い)の中にiShares Core MSCI EAFE ETF(IEFA)があります。今回の記事ではIEFAと比較しながら現状を確認したいと思います。


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バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)国別比率

バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)

VEA-country-170129.png
参照:ETF.com

まずVEAの国別比率から見ていきます。日本がトップで日本とイギリスで4割という感じですね。欧州以外だと日本、オーストラリアの他カナダが入ってますし、先進国?という感じのする韓国と、中国とは別カテゴリにいる香港が入っています。

これをiShares Core MSCI EAFE ETF(IEFA)と比較してみますと・・

iShares Core MSCI EAFE ETF(IEFA)

IEFA-country-170129.png
参照:ETF.com

VEAとの違いは8番目から10番目に変化があり、日本とイギリスの比率が4割を超えていますので、カナダと香港が含まれない分日本の割合が高くなっているようです。

次にセクター別比率を見てみましょう。

バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)セクター別別比率

バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)

VEA-sector-170129.png
参照:ETF.com

金融セクターが4分の1を占めています。個人的にこれが不満な点ではありますが。まぁ、金融立国イギリスの比率が高いのもあるのでしょうけど。ヘルスケアセクターとかもう少し比率高くてもいいと思うんですけどね。

iShares Core MSCI EAFE ETF(IEFA)

IEFA-sector-170129.png
参照:ETF.com

セクター別比率に関してはIEFAはVEAと余り違いはない印象です。最後に構成上位10社の一覧を比較してみます。

バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)構成上位10社

バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)

VEA-top10-170129.png
参照:ETF.com

ロイヤル・ダッチ・シェル、ネスレがトップですが2%を超える企業はなく分散されています。韓国が含まれるためサムソンが3番目になっています。国別比率で4分の1を占めている日本のトップはトヨタでした。

これがカナダと韓国を除いたIEFAだとどうなるかというと・・

iShares Core MSCI EAFE ETF(IEFA)

IEFA-top10-170129.png
参照:ETF.com

トヨタが4番目に上がりました。個人的にはこちらの方が好みのラインナップという感じですけど。

最後にこの2本のETF(VEA,IEFA)を米国株式(VTI)と新興国株式(VWO)と比較してみました。

直近1年のパフォーマンスを米国株式(VTI)と新興国株式(VWO)と比較してみると

VEA-IEFA-VTI-VWO-1y-170129.png

米国株(VTI:緑)と新興国(VWO:ピンク)に負けておりますがまずますの成績ではないでしょうか?ただ、VEA(韓国、カナダ含む)の方が若干パフォーマンスがよくなっています。これをIEFA設定来の期間で見ると大きな誤差はないので、投資対象としてはノイズが気に入らなければ、投資対象として良いのではないでしょうか。

1900年から100年程度の株式の利回りを見ると、スウェーデン、オーストラリア、南アフリカ、アメリカ、カナダの順で、VEAに含まれる国が3つもあるんですね。トランプがどういう政策をとるかわからないのが気になると言う人はVEAも投資先として悪くないのではないかと個人的には考えます。

参考記事:ジェレミー・シーゲルの株式投資に載っていた実質利回り上位の国別ETFの値動きを調べてみた
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テーマ:海外投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

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日経ヴェリタスの2016年3月13日号
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