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株式の下落局面に強いバンガード・超長期米国債ETF(EDV)をポートフォリオに組み込む効果を検証してみた

EDV-TLT-20170219.jpg

私は競馬をやっておりますので上がり続ける企業の株価を見ておりますと、これは大丈夫なのだろうか?過剰人気じゃないだろうか?という天邪鬼的な考えが思い浮かんでくるわけです。

その天邪鬼的な考えは不調な株価やカテゴリの資産ってどうなってるんだろう?と調べたくなるんですよね。投資をする人というと山崎元氏なんかも競馬をやりますし、東洋経済は競馬の予想が載っているコラムがあるくらいですし。

さて、現状不調なカテゴリという意味では債券が上げられると思います。その中で大手ネット証券で販売開始から2年経つ「バンガード・超長期米国債ETF(EDV)」について以前から定期的に観察してきました。

バンガード・超長期米国債ETF(EDV)関連記事

モーゲージ債ETF(VMBS)と超長期米国債ETF(EDV)
VanguardのETF大量解放から1年経過・・モーゲージ担保証券(VMBS)や超長期米国債(EDV)はどうなっているのか?

株価不調時に逆に上昇する債券ETFで25年くらいの米国債になります。実際に主な米国債ETFの直近1年の値動きを見てみますと・・

iシェアーズコア米国総合債券市場ETF(AGG)
バンガード米国トータル債券ETF(BND)
iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF(LQD)
バンガード米国長期債券ETF(BLV)
iシェアーズ米国国債20年超ETF(TLT)
バンガード・超長期米国債ETF(EDV)

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S&P500が横ばい状態だった昨年6月頃は上昇していましたが、11月のトランプ相場からは急落しています。利上げもありましたし。

ジム・クレイマーが指標といっているiシェアーズ米国国債20年超ETF(TLT)よりも値動きが激しいのが特徴なのですが、じゃあ実際に株式とポートフォリオを組むとどういうパフォーマンスになるか確認してみました。


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長期債券ETF(EDV,TLT):S&P500=5:5ポートフォリオ 過去1年


S&P500のETFであるSPYと長期債券のバンガード・超長期米国債ETF(EDV)を半々にしたポートフォリオでパフォーマンスとボラティリティを調べてみました。

バンガード・超長期米国債ETF(EDV):S&P500=5:5


EDV5-SPY5-1y-170219.png

水色がS&P500、緑がポートフォリオの値です。まず過去1年ですが、リターン8.1%、ボラティリティ8.3%。対してS&P500単独がリターン25.1%、ボラティリティ10.5%となっています。ある程度ボラティリティは抑えられていますが、トランプ大統領誕生後の債券ETFの下落でパフォーマンスでは差がついています。

同様に長期債券ETFであるiシェアーズ 米国国債20年超ETF(TLT)だとポートフォリオがどうなるか比較で見てみますと・・

iシェアーズ 米国国債20年超ETF(TLT):S&P500=5:5

TLT5-SPY5-1y-170219.png

過去1年ですが、リターン9.6%、ボラティリティ6.7%となっていました。ボラティリティ抑えれていてリターンもいいです。

過去1年で見ましたが肝心なのは長期のパフォーマンスということで、期間最大の過去9年で同様に調べてみました。

長期債券ETF(EDV,TLT):S&P500=5:5ポートフォリオ 過去9年

バンガード・超長期米国債ETF(EDV):S&P500=5:5

EDV5-SPY5-9y-170219.png

過去9年でリーマンショック期間を含んでいるんですが、リターン112.0%、ボラティリティ13.3%。対してS&P500単独がリターン109.7%、ボラティリティ21.2%となっています。

S&P500が不調な時は反発していることがわかりますね。まぁ、結局9年やってS&P500と余り変わらないねという話でもありますが、大きな調整時に耐性があるというのは慎重な運用をしたい人にとっては悪くないかと。

値動きがEDVより比較的小さいiシェアーズ 米国国債20年超ETF(TLT)だとどうなるでしょうか?

iシェアーズ 米国国債20年超ETF(TLT):S&P500=5:5

TLT5-SPY5-9y-170219.png

過去9年でリターン93.6%、ボラティリティ9.1%。バンガード・超長期米国債ETF(EDV)よりも下落耐性は小さそうです。ただそれでも大きな調整があった時にクッションにはなっている値動きのポートフォリオになりました。

まとめ


50%対50%という割と極端な例で試しましたが、中々興味深い結果になりました。ニューヨークダウが上がり続けている中で、下落時も全力で株式投資だは正しいと思いますが、私のようにメンタルがもつか不安な人は分散がベターかなと思います。

過去の傾向や値動きがそのまま当てはまるかというと当てはまらない場合もあるかと思いますが、株式と逆に動くことが多い資産を一定比率組み入れるのはありだと思うんですよね。

いつかは大きな調整が来ると思いますし、上がり続けるニューヨークダウはやや不気味さを覚えますので、こういう異なるカテゴリの資産と資産を組み合わせるとどうなるのか?というのを調べてブログにまとめていきたいなと思います。
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関連するタグ:海外ETF バンガード 超長期米国債 EDV ポートフォリオ TLT

テーマ:海外投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

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日経ヴェリタスの2016年3月13日号
日経ヴェリタスの2016年3月27日号

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