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米国外株式で高配当の効果はあるのか?バンガードの米国外高配当株ETF(VYMI)を調べてみた

VYMI-check-20170311.jpg

先週は、ちょうど運用開始から1年経過していた米国外の連続増配株ETFであるVanguard International Dividend Appreciation ETF (VIGI)について調べました。

米国外連続増配株ETF(VIGI)の記事:米国外での連続増配の効果はあるのか?バンガードの米国外連続増配株ETF(VIGI)を調べてみた

昨年、米国外の連続増配株ETF(VIGI)と同時に米国外の高配当株(VYMI)も運用開始になっておりますので、今日は米国外の高配当株ETFであるVanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI) について調べてみようと思います。

昨年の公開時の記事:日本でも購入できるようにしてほしい。Vanguardが米国外高配当系株 ETF を公開

Vanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI)

FTSE All-World ex US High Dividend Yield Index に連動し、配当利回りが平均より高い米国外株式 (新興国を含む) にサンプリング法で投資します。コストは0.32%。 ※銘柄数は2017年2月時点で891。

連続増配のVIGIは0.25%という経費率なのですが、どういうわけか高配当株は設定時に0.30%と差がある状況でした。米国株式だと高配当ETF(VYM)が0.08%、連続増配ETF(VIG)が0.09%とほぼ差がないだけに運用開始から不思議な状況でした。

更に先月バンガードのETF10本以上の経費率が値下げになってのですが、米国外高配当株ETF(VYMI)だけは経費率が0.02%も値上りするという状況になりました。

関連記事:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や新興国株(VWO)、欧州株(VGK)も経費率を値下げへ

どうやら値上げになったETFもあるようです。調べてみると米国高配当株式ETF(VYM)の世界版であるVanguard International High Dividend Yield Index ETF (VYMI) が、0.30%から0.32%に変更になったようです。

資産規模の差の問題かとバンガードのHPで見てみましたが、VIGIのFund total net assetsが$272.8 million、VYMIのFund total net assetsが$301.5 millionですのでVYMIの方が資産規模大きそうに見えますがね・・

では、米国外の高配当株ETFであるVanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI)について国やセクター別の比率、他のETFとのパフォーマンスの差について見ていきたいと思います。


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Vanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI) 国別比率


VYMI-country-20170311.png
参照:ETF.com

まず国別比率ですがイギリス、スイス、オーストラリア、日本、カナダの順でした。VIGIと米国外株式を比較した時は、米国外連続増配株(VIGI)は何故かカナダがトップだったりしましたが、米国外高配当株(VYMI)は同じバンガードの米国外株式(VEU)に比較的近い順番になっています。

やや日本の比率が小さくなっていますがこれは日本企業の配当政策に問題がありそうな気がします。

では、次にセクター別の比率を見てみましょう。

Vanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI) セクター別比率


VYMI-sector-20170311.png
参照:ETF.com

金融セクターとエネルギーセクターで半分を占めています。米国外高配当株(VYMI)のように分散していないですね。イギリスが国別の比率でトップなので金融セクターが高くなるのはわかるのですが、それにしても金融セクターに偏っています。バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF (VEU)ですら26%程度なんですけどね。VEUは日本が国別でトップだから少し比率が低くなっているのかもしれません。

最後に、構成上位10社を見てみましょう。

Vanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI) 組入れ上位10社


VYMI-top10-20170311.png
参照:Vangurd HP


連続増配株と両方トップ10に入っているのはネスレ、ノヴァルティス、ロシュの3社でした。日本企業は連続増配だとNTTが8番目でしたけど、高配当株になるとトヨタが6番目になっています。上位の顔ぶれを見ると何故こんなに金融セクターの比率が高いのか不思議な印象を受けます。

では、実際のパフォーマンスがどうなのか確認していきます。同時期に運用開始となった米国外高配当株ETF (VYMI) と米国外連続増配株ETF(VIGI)を比較してみました。

米国外高配当株ETF (VYMI) vs 米国外連続増配株ETF(VIGI)


VIGI-VYMI-1y-20170311.png
参照:StockCharts

米国外で運用開始以来のパフォーマンスを比較すると青の米国外高配当株ETF (VYMI)が米国外連続増配株ETF(VIGI)に大きく勝っている状況です。

欧州株で比較すると小型配当株がクオリティ配当成長ファンドやバンガードの欧州株に勝っていたので、欧州株の比率が高いVYMIは好調なのかもしれません。

関連記事:米国ETF売買手数料無料「ゼロETF」対象のウィズダムツリーETFについて、メリットやおもしろいと思うETFをまとめてみた

最後に、通常の米国外ETF(VEU)と高配当株(VYMI)を比較してみました。

Vanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI) vs バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF (VEU) 過去1年

VYMI-VEU-VTI-VYM-1y-20170311.png
参照:StockCharts

米国外ETF(VEU)と比較しますと過去1年では赤の高配当株(VYMI)が優勢です。昨年の11月を境にパフォーマンスが逆転しているのを見ますと、トランプ相場で好調だった金融セクターの比率が高いのが功を奏したという気がしますね。

一方、米国株でもどうなのかバンガード米国高配当株式ETF(VYM)緑と米国株式ETF(VTI)桃を合わせて載せていますが、米国だと高配当の方が負けています。金融セクターの比率はVTIの方が5%位高いのと、中小型株を含んでいるのが要因といえそうです。

Vanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI)まとめ

  • VYMIは米国外株式ETFとは異なり国別の比率でイギリスがトップ。
  • 金融セクターの比重が高い。エネルギーセクターと合わせると約50%
  • 直近1年は米国外連続増配株ETF(VIGI)や米国外ETF(VEU)のパフォーマンスを上回っている。
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関連するタグ:海外ETF バンガード VYMI 高配当株 米国外 VEU

テーマ:海外投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

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日経ヴェリタスの2016年3月13日号
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