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米国のカジノ関連株について調べてみた

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先週、吉崎達彦氏の「気づいたら先頭に立っていた日本経済」について書きましたが、その中で遊びが日本経済をけん引するという「遊民経済学」に関して提唱されていました。

遊びが日本経済を牽引する?気づいたら先頭に立っていた日本経済を読んで

既存の観光スポットやアニメや漫画、ゲーム等と連携したものは外国人に受けるものがあると思いますが、それ以外に外国人向けとして期待されている施策としてカジノの解禁があると思います。カジノ解禁となると国内のスロット作っている会社とかはパチンコパチスロの経験がありますので、業績の上昇等の効果が表れるかもしれませんね。

以前から気になってたのですが、ラスベガスの印象が強いカジノの本場アメリカで主要なカジノ産業の企業ってどんな会社があるのでしょうか?調べてみるとカジノ関連会社で主に以下の5社が代表的といえそうです。

    ラスベガス・サンズ(ティッカーシンボル:LVS) 米国に上場されているカジノ株で最も売上規模が大きい。ベネチアン・マカオ、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ
    ウイン・リゾーツ(WYNN) ウイン・マカオ、ウイン・ラスベガス、アンコール
    メルコ・クラウン(MPEL) マカオのシティ・オブ・ドリームス、モカ・クラブ
    MGMリゾーツ(MGM) MGMマカオ
    インターナショナル・ゲーム・テクノロジー(IGT) 世界最大のスロットマシンのメーカー

これらの会社の株価の現状はどうなのか?S&P500と比較してみました。


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カジノ関連5社 vs S&P500 過去1年


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まず、直近1年で見てみましょう。MGMリゾーツ(MGM:ピンク)とインターナショナル・ゲーム・テクノロジー(IGT:水色)が直近1年では好調で、S&P500を大きく上回っています。

ただ、黒のS&P500がじりじりと上昇しているのと比べると上下に大きく振れている印象がありますね。

では、これを10年スパンでみるとどうなのでしょうか?

カジノ関連5社 vs S&P500 過去10年


LVS-WYNN-MPEL-MGM-IGT-10y-20170324.png

ウイン・リゾーツ(WYNN:青)とメルコ・クラウン(MPEL:緑)が2014年頃大きく上昇していましたがその後失速。過去10年で見ると全社S&P500に大きく負けています。

後、特筆すべきは2009年頃のリーマンショックの本当の底の時、カジノ関連の落ち込みはS&P500以上に激しいです。やはりギャンブル産業は景気の波の影響が大きいということでしょうね。

ギャンブル産業が景気の影響を受ける似たような例として日本のJRAの年間総売上にも同様の傾向があります。JRAの年間総売り上げは2011年の震災年のを底に年間総売上は上昇傾向です。

1997年のピーク以来長期的に減少傾向だったわけで(ITバブル崩壊の2001年頃とリーマンショック前の2007年頃からの売上の減少もかなり大きかった)そこから回復しているのを見ますと、JRAの施策が当たっているのもあるでしょうけど景気の影響って大きいんじゃないかと思います。

直近1年や2012年~2014年のアメリカのカジノ関連企業の値動きを見ておりますと、アメリカも景気がいい状態なんじゃないかといえそうです。ある意味S&P500が下がってない状態でもカジノ関連の株価が軒並み下落とかになると景気の転換点が近い指標になるのかもしれません。


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テーマ:海外投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

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日経ヴェリタスの2016年3月13日号
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