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歴史研究が進んで従来の内容とは変わってきているのを実感。新説応仁の乱を読んで

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昨年から呉座勇一氏の応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)が売れていて評判になっていますね。

私が小さい頃祖父がよく大河ドラマの再放送を土曜の13時から見ているのを覚えてまして、その影響で初めて見た大河ドラマって真田広之の「太平記」で、その数年後にあった「花の乱」も記憶があります。ただ、花の乱が視聴率含めてダメだったせいなのか、その後戦国時代を除いた室町時代の作品って見た記憶がないですね。

そんな大河ドラマでもあまり扱われていない応仁の乱関連書籍である新説 応仁の乱 (別冊宝島 2570)を読みました。

研究者の見解や対談など10名以上が出てきますけど、研究が進んだことで今まで学校で学んだ内容は大分差異が出てきているなと思いますね。

足利義政、日野富子に関してもイメージとは異なる行動を取っていますし、特に日野富子に関しては後世で大分イメージが変えられている印象を受けました。後、応仁の乱も戦国時代の契機となったとはいえ、その後の明応の政変で将軍が南朝北朝のように2系統になった影響の大きさも理解ができました。歴史においても最新の研究の内容を理解していくってことが重要だなと思いましたね。

まだまだ歴史に関して学べる部分がいっぱいあるなと思いましたね。そして、個人的にこの本から以下の印象を持ちました。


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結局、トップが弱いと乱世になる


最近、大河ドラマで余り扱われない鎌倉時代や太平記(南北朝の時代)の時代に興味を持っているのですが、室町幕府は結局中興の祖的な将軍もおらず、北条得宗と一族のように優秀なトップが続いたというわけでもないので、トップが弱い状態のせいで結果応仁の乱→戦国時代に至ったのかなと思いました。

戦国時代から江戸時代に移る過程において、織田も豊臣も徳川も権力が強かったのを見ますと余計にそう思います。

歴史は全く同じことが起こるわけではないのですが、マーク・トウェイン曰く「歴史は繰り返さないが韻を踏む」わけです。巻末に井沢元彦が指摘していたようにアメリカが世界の警察をやめるようなそぶりを見せ始めてから、中東なんかは乱世に一歩ずつ近付いているような印象を持ちます。

そういう世界情勢の不安感と高齢化が進む日本の現状があるからこそ、応仁の乱みたいな本が売れてるんじゃないですかね?

10年後どうなっているか全く想像がつきませんが、仮にアメリカが世界の警察を本当にやめてしまうと乱世が来るでしょう。その時にいかにして生き残るかを歴史から学ぶ必要があるかもしれないなと思いました。

さて、個人的に歴史関連で学習するのは当然書籍が中心になりますが、テレビでもBSの番組は結構お薦めです。

お薦めのBS歴史番組


平日夜は地上波の番組をほとんど見なくなってるわけなんですが、家に帰ると20時とかなので夕食中テレビを見るわけですけど、BSだと結構いい番組やっていると思います。

飲み歩き番組とか、旅行番組も結構やってますけど、需要があるから夜の20時以降BSで歴史番組が多いんでしょうね。歴史番組も私が知っているだけ(城とか神社巡りいれるともっとあるはず)で以下の4つぐらいあります。

    月曜22時~ BSTBSにっぽん!歴史鑑定
    水曜20時~ BS11 尾上松也の謎解き歴史ミステリー
    木曜20時~ BSプレミアム 英雄たちの選択
    木曜21時~ BS日テレ 片岡愛之助の解明!歴史捜査

この4つは好印象ですね。木曜は家にいることが多く2時間続けて見れる流れがいいです(岡田准一のプロファイラー秋になったら木曜21時に復活なんですかね?)。これだけ歴史番組があるんだからBSとはいえ需要があるということじゃないでしょうか。

特に英雄たちの選択は、司会の磯田道史氏や松重豊のナレーションもいいのですけど、他にも心理学者、歴史学者、国際政治学者、評論家が択肢を考証のがいいです。他の3つの番組と比較しても扱う時代の範囲が広いので毎回楽しみにしています。

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日経ヴェリタスの2016年3月13日号
日経ヴェリタスの2016年3月27日号

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