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モーニングスターETFカンファレンス2015に行ってきた

モーニングスターETFカンファレンスですが2012年と昨年の2014年参加いたしました。
2013年は2012年と内容同じっぽいなと言って参加しなかったんですが、
2014年内容が変わって出てみたら中々面白いものでした。
忘れないうちに携帯で打ったメモを簡易的にまとめました。

モーニングスターETFカンファレンス2014

昨年はバンガードの資料に何故日本で販売されていないセクターETFが載っているか?
と思ったら翌月に公式HPにヒントが出て2月に販売開始。
また、国内ETFを増やしそうな雰囲気をiシェアーズは示唆していて、
最小分散ETF等の販売が開始されました。

やはり来年の動向を探る上でも有意義だということがわかりましたので、
今年も参加しようと決めて本日行ってまいりました。
出来れば昨年同様土曜日開催がよかったのですが・・
六本木開催で赤のれんから近くて昼食にももってこいでしたし。
入場者は1000人くらいで、朝倉氏の第1部の話を聞いて帰ってる人間もいました。

さて、気になった発言を箇条書きや簡略化したものをあげますと以下のとおりです。

第1部「注目を集めるETFの実践的活用法」モーニングスター朝倉智也氏



  • 去年末は慎重かつ大胆にといったが、今日いいたいのは来年はモアコーシャスリー(より慎重に)
  • 金曜の件も含めて世界情勢が不確かな状況。黒田さんのこれからの発言が気になる。
  • アメリカのETF残高は毎年20%で伸びている予測がある。
  • アメリカでは最近はスマートベータとラップとロボアドバイザーがトレンド。
  • アメリカのトップ10はコアサテライトなので順位がかわらない。日本は信託銀行がかなりの比率を持ってるので国内関連ばかり上位に来る。
  • スマーベータでもリバランスが大事、重要な株価ではなく時価総額
  • ETFと信託報酬の差が小さい国内リートはインデックスのがいい
  • 乖離率は0.5%が許容度。

資料で米国ETFを購入する理由として、アメリカ人の20代は複数選択可能とはいえ、空売り55%というのは結構衝撃的でした。
ETFの本数についてはブラックロックの本数が多く、バンガードが少ないという印象でした。
後、資料で見ましたが、上場インデックスファンド中国A株の乖離率はひどい有様です。

今回は推奨商品とかは言及していませんでしたね。
毎回朝倉氏は中国の評価が高いような気がします。
続いて2部の講演とクロージングセッションです。




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第2部特別講演


以下、感想と概要のまとめです。

①バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社 三上和久氏

  • 今では国内9証券会社まで拡大
  • 低コストFOFやラップ口座でETF利用増加
  • 米国投信の流入の比率は拡大中
  • VHYD等知らないETFが5つくらいあった。国内証券会社で買えんのか?と思いましたので調べてみます。


②ブラックロックジャパン株式会社 小島久美子氏

  • 世界ETF運用会社別残高シェア 野村ウィズダムツリーより高い
  • 各資産のバリュエーション 米国適格社債 ドル建て新興国債券
  • IDVYについては調べてみようと思いました。
  • 最小分散ETF(1477)を押していた。
  • 優先株のPFFやハイイールド債のHYGをこの時期に説明するのはどうなんでしょう?


③ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社 杉原正記氏

  • セクターETFの説明中心
  • 3業種注目。金融・ヘルスケア・一般消費財妙味あり
  • 2社との差別化で相場観を言ってました


第3部クロージングセッション「2016年のETF投資戦略を考える」


パネリスト:バンガード金野氏、ブラックロック中岡氏、ステートストリート杉原氏
モデレーター:朝倉氏

個人的にこれはと思った発言のみ抜粋。

・2015はどうだったか?
杉原氏:2015の投資家は調整が起きるという警戒が高まっていた。地政学、新興国、原油が要因で、ボラティリティが高い一年。
朝倉氏:相場が変わってきた。株だけでなく債券も。為替も年間の変動が10円なのは近年で一番最小。価格変動が高く不安なので分散すべき。

・新興国関連について
金野氏:中国A株を長期的には評価しているので投資を決めた。組み入れは開始していてVWO全体の比率は5%程度

・2016はどうなるか?
中岡氏:低成長低インフレ緩和でボラティリティが高い。リスクを意識してやるべき。これまでと違った考えが必要。
来年難しい。各資産バリュエーション割安割高を見ると、債券や株式も工夫したい。ブラジルロシアは買いにくい。原油価格下落の恩恵を受ける国に絞った方がいい。

・スマートベータについて
中岡氏:最近の研究ではアクティブな動きを指数化できるというようになってきた。1477はリスク下げてリターン上がる。etfに限ると振興のETF会社への流入が増えてる。
スマートベータの観点から行くと1478は今までの高配当ETFとは違う。利回り実績だけでなく配当の持続可能性やパフォーマンス、配当の減少も見てる。来年みたいな不安定な相場の時に注目してほしい。

朝倉氏:今後も動きを進めるか?
中岡氏:最終目標の勝つためには、日本のETFは投資家を満足させるものがないのでブラックロックはチャレンジしている。

・最後に投資家へのメッセージ
金野氏:コストに注意して分散
中岡氏:ETFは投資の民主化を起こした。スマートベータも運用の世界の民主化。価値を変えるかもしれない。価値のあるアクティブマネージャーしか持たない。
杉原氏:世界と比較して日本上場のETFは使えるETFが少ない。新しい商品や投資戦略を紹介していきたい。

・朝倉氏総括
資産運用の環境が変わってきた。アメリカは政策を変えたがまだ低金利、他国は緩和で低金利。長期国債の利率が低いということは経済は良くない。各国株価の価格連動性が高い。
ファンダメンタルはよくないので、アメリカが金利上げた後大きなイベントが過去同様起こりうる。騒がしい相場になる。とはいえ必ずいいタイミングがあるので分散投資をしてほしい。

3部感想まとめ


3部では予想以上に相場の話をしてくれた杉原氏、中岡氏と比較して金野氏は自社の宣伝の意識が強すぎた感がありました。
中岡氏の話を聞く限りブラックロックは日本市場に進出しようという意気込みが
かなりある印象を受けて、クロージングセッションの中では一番好感が持てました。
来年も魅力的なETF出してくるんじゃないでしょうか?

バンガードはコストと分散、ブラックロックはスマートベータ、ステートストリートはセクターローテーション
という感じで3社とも別ベクトルに力を入れるのかなと思いました。
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テーマ:海外投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

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インデックスファンドやシーゲル的な海外ETFによる長期の資産運用、節約等について書きます。

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日経ヴェリタスの2016年3月13日号
日経ヴェリタスの2016年3月27日号

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