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シフト2035年米国最高情報機関が予測する驚愕の未来を読んで

最近投資関連の本ばかり読んでおりましたので、流石に違う傾向があるものを読んだ方がいいということで、以下の本を読んでみました。

会社で若手社員の将来展望的なレポートを書かされたことがあったのですが、個人的にはこういうのって夢のある話を書くべきと思うのです。でも、実際読むとなると現実的っぽいものを読んでしまうんですねぇ。

この本は米国16の情報機関を統括し、未来予測・分析を行う国家情報会議(NIC)で、NICトップ分析官を務めていた著者が20年後の世界を予測したものです。

こういう本って偏っている思想のものではないかと思われますが、読む限り比較的公平に見ていると思いましたね。いきなり9~11章で物語が始まったのにはビックリしましたが。

個人的な意見と重複する部分は以下の点です。


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  • 中国は先進国になる前に「老いる」
  • ブロック経済圏は復活する
  • 再生可能エネルギーは普及しない
  • 人口爆発が世界的な食糧不足を招く
  • ドイツはイギリスより先に衰退する
  • 「撤退するアメリカ」を米国人は望んでいる
  • 雇用破壊のスピードは雇用創出のペースよりも早い
  • 民主党でも共和党でもないアメリカ大統領

細かいところで個人的な意見を言いますと、ドルが基軸通貨でなくなるとか、アメリカは日本の防衛の面倒見ないというのが上げられていましたが、個人的に中国やドイツの予測とドルの基軸通貨の件は両立しないと思うんですよね。

人口爆発が世界的な食糧不足を招くというのは2035年よりも先の話かなと思いました。技術の革新を結構述べておりますが、いざとなった時の対応策はこの点に関してはあると思いました。

後は、撤退するアメリカと民主党でも共和党でもないアメリカ大統領は近いうちにあり得るかなと思います。

特に後者。余りにも民主党、共和党内で左右極端な人間が予備選で上位に来るのを見る限り、真ん中的な候補が出て勝っちゃうパターンは近いうちにあり得るんじゃないですかね?

今後発展する技術の未来の記載もわかりやすく書かれていて中々面白い本かと。ただ、9~11章のストーリーよりは、技術の未来についてもっと書いてもらえるとよかったかなと思いました。
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日経ヴェリタスの2016年3月13日号
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