米国株

twitterなんかをながめておりますと、ハイテク株バブルじゃないか?という意見が以前よりも増えてきている気がします。
流石に先週Zoom株が一日で50%も上がったのを見るとバブルかもと思う人は多いかと。
「ニューノーマル」っていうのは確かだとは思うのですけど、コロナ前に戻ることもこれから増えてくると思うのです。
それを考えるとバブルだとは断言できませんけど、その気配はあるよなぁと考えます。
結局投資をする上でどうするかというかとバブルだろうがバブルでなかろうが、適応して生き残ることかなと。
それは企業にも言えることで、この状況から生き残る企業はバブルだった後により強固になるんじゃないかと。ウォルマートが必死に現状に適用しようとしているのなんかはまさに好例と言えるでしょう。
とくに適応的市場仮説の本読んで共感することが多かったので、バブル臭のするハイテク株を見てると適応しないとなと思うのですね。
アンドリュー・W・ロー/望月 衛 東洋経済新報社 2020年05月29日頃
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投資関連本

効率的市場仮説というと、現時点での株式市場には利用可能なすべての新たな情報が直ちに織り込まれており、超過リターンを得ることはできず、株価の予測は不可能であるという学説になります。
ただ、効率的市場仮説には実体経済からみて株価が割高になるバブルの発生やその崩壊が説明できないとする批判が、特に行動ファイナンスの観点からあります。
どちらかというと金融額に物理とか数学を取り入れてるのが効率的市場仮説の印象ですが、それに代わって心理学・神経科学・進化論・人工知能などを取り入れた「適応的市場仮説」についてかかれたAdaptive Markets(アダプティブ・マーケット)を読みました。
著者のアンドリュー・W・ロー氏はマサチューセッツ工科大学の教授であり、クオンツの創業者兼名誉会長です。
簡単に言及すると市場も人間も危機に「適応」するということで、色々と心理学や株式のデータなどを解説していて600pを超える大作(そもそもリーマンショック時に書き始めて執筆に8年かかっている)ですけど、非常に面白く読める本です。
個人的に印象に残った点をまとめますと以下の4点ですね。
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米国株

久々にVIXの推移を見る機会があったのですが、過去5年で見てもコロナショックで跳ね上がってるのがわかります。

同時にいまだに20後半と高い水準で、なにかのきっかけでまた株価の調整の可能性はあるでしょう。
個人的にはリスク意識した運用を意識して行ってますが、最近読んだ「Adaptive Markets 適応的市場仮説」で、ボラティリティの話を読んでいてやっぱりリスクを取る時期ではないなと。
アンドリュー・W・ロー/望月 衛 東洋経済新報社 2020年05月29日頃
効率的市場仮説ではなく、心理学や生物学、神経科学などを取り入れた適応的市場仮説の説明がなされていて、個人的には腑に落ちる物でしたし。
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