海外ETF

インフレ起因で株価が軟調になってる状況ですが、WSJにセクター別のパフォーマンスのデータが載ってました。
で、実際のところのパフォーマンスはどうよという話なのですが、パフォーマンスがいいのはエネルギーセクターと素材セクター。

悪いのは生活必需品とヘルスケアというディフェンシブなせくたーなわけですが、生活必需品は物価が上がるからという説明がつきそうですけど、ヘルスケアが更に悪い、景気敏感な一般消費財より悪いとなるとほんとか?と思うんですね。
期間が1973年3月~1975年5月、1978年4月~1980年9月、2021年2月~2022年3月ですので、一番直近の現状を確認してみました。
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米国株

原油価格の上昇がガソリンスタンドの価格表示見ても目に見えてきたので先日原油価格に関して記事にしました。
原油価格とドル円の為替、米国債の相関性を調べてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
親からハイパーインフレになるという物騒な質問を受けたわけですが、ニュースでそこまで気にするか?と思ってたら昨日西武新宿→JRの乗換で今は亡きYAMADAのニュースヘッドラインでなんとなく察しました。1ドル114円まで来てるんですね。...
原油価格の上昇っぷりを見たらそうなるよなと。

ちなみに以前100ドル水準だったときは生活必需品やヘルスケアセクターと並んでエネルギーセクターは人気がありました。
ただ、2015年当たりに急落したときにキンターモーガンとかもつられて暴落してその後5年以上暗黒時代という感じでした。
ここまで上昇したなら日陰にいたエネルギーセクターの企業に陽が当たり始めてるのでは?と思いまして現状を確認してみました。
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海外ETF

わたしがシーゲル本を購入したのが6年くらい前の2013年なのですが(Amazonは購入したの5年以上前でも履歴が出てくる)、ピックアップされていたセクターは「生活必需品」「ヘルスケア」と並んで、「エネルギーセクター」でした。
ジェレミー・J.シーゲル/林康史 日経BP社 2009年07月
その後、米国株関連のブログやジム・クレイマーなどの本を読みましたけど、キンダー・モルガンなどを持ってる人がそれなりにいた印象でした。
ところが原油価格が急落して一遍した後は、注目度も下がっている状況です。
Energy Sector’s Impact Shrinking | ETF.com
Energy’s weighting in the market is at decades-old low, and energy ETFs have underperformed. Here’s why.
実際、S&P 500 に占めるエネルギーセクターの割合は4.45%まで下がっていて、1990年以来最低水準です。2008年は16%でした。
一応過去10年では+60%程度ではあるんですが、過去5年だと-30%で冴えません。
ここまで冴えないと逆に悪くないのではと考えましたので、他のセクターと比較してみました。
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