「エンベデッド・ファイナンスの衝撃」に書かれてあったアップルカー日本上陸の現実性
フィンテックという言葉は一般に浸透したかと思いますが、さらにその発展系という意味で「エンベッデッド・ファイナンス」という単語があります。
「エンベッデッド・ファイナンス」に関しての定義は金融以外のサービス提供企業(非金融企業)が、既存サービスに金融サービスを組み込んで金融サービスを提供するになります。
そんなエンベッデッド・ファイナンスの定義、背景などの基本から、国内外の具体的なサービスの紹介、AFA の取り組み、金融/非金融企業それぞれが考えなければならない対応策など、さまざまな観点から世界的に大きな盛り上がりを見せているエンベッデッド・ファイナンスの世界を詳細にレポートしたのが、「エンベデッド・ファイナンスの衝撃」です。
すべての企業は金融サービス企業になるというフレーズが気になって読んでみました。
著者の城田真琴氏は野村総合研究所 IT基盤技術戦略室室長/上席研究員で、一貫して先端 IT が企業・社会に与えるインパクトを調査・研究している人で、総務省や経済産業省のWGの委員なども行っている人物です。
国内に関してはある程度わかる内容でしたが、個人的には国外企業の動きは気になりました。
とくに印象に残ったのは「Apple Card」に関してですね。