「資産を作るための株式投資 資産を遺すための株式投資」を読んで思う投資における兵站の重要性
以前から気になっていた石川臨太郎氏の「資産を作るための株式投資 資産を遺すための株式投資」を読みました。
石川臨太郎氏は2019年に65歳で亡くなられたバリュー投資家で、この本は資産を作るだけではなく、資産を遺すことやガン経験者としての体験が赤裸々に書かれていて、投資家向けの指南書兼遺書のような一冊に当たります。
石川氏は2005年頃に退職をして専業投資家になられてるので、いわゆるFIREとも通じるところがあるのですけど、仕事を辞めた際の境地も素直に書かれていて参考になる面も多いなと思いました。
仕事辞めてバラ色というFIRE本が洋書含めて多い印象ですけど、現実を知るという意味でも貴重かと考えます。
とくに第3部は書き残しておきたい、伝えたいと思った話が書かれていて、見習いたいと思う点も多かったです。
印象に残った点をまとめますと以下ですね。