情報理論の父、クロード・シャノンは家族そろって投資に趣味として夢中になった
情報、通信、暗号、データ圧縮、符号化など今日の情報社会に必須の分野の先駆的研究を残し、「情報理論の父」と呼ばれている、クロード・シャノンの伝記を読みました。
数学者でありながら、工学的なものに対する興味を失うことなく、機械いじりに終生こだわり、ジャグリングなどの遊びにも興味を抱いたり、考えついた案を論文化するのを嫌がってもっと新しいことを発見していたのではないかといわれる人物です。
ベル研究所とMITで活動していましたが、30代で名声を確立させたあとは、ほとんどが余生で迷路を解く電子マウスなどおかしな機械をつくったりしています。
70年前にチェスのコンピュータを作っていたり、MITで同時期にいたエドワード・ソープ夫妻とカジノで必勝法を実践した際に使ったものは世界初のウェアラブルコンピュータだったとのこと。
そんなクロード・シャノンはエドワード・ソープ同様、投資に関しても熱中していたようです。