「ゲコノミクス」でお酒を飲まない人向け巨大市場は開拓されるか?
わたしが新人社員のころと比べてとくに変わったのはパワハラ、モラハラ、アルハラ的なものだと思います。
当時は酷かったですねぇ。「飲む量増やした状態になれれば飲めるようになる」理論を平然と述べるT大卒がいましたし、仕事繁忙すぎる社員の横にドリンク剤のセット買ってきて置いたお偉いさんは、今だとどうなるのかと思うところがあります。
個人的に年を重ねてアルコールに露骨にアレルギー反応示すように身体がなっちゃいました。
なので、飲むとしても最初の一杯、あとはごまかしてウーロン茶です。それを見て不快な表情する輩もいたので飲み会嫌な理由の1つであります。
そんなわたしのような酒を家で一切飲まない人間にとって「ゲコノミクス」というタイトルの本は読まずにいられなかったですね。
著者はなんとひふみ投信でおなじみレオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役社長の藤野英人氏。
ファンドマネージャーなので酒飲みかと思ったら意外にも下戸。巻末対談している糸井重里も酒飲まないというのも意外でしたね。
若干酒飲む飲めないの対立をやや煽ってる感もありますけど、個人的に飲めない・飲まない側の人間からしたら、そうなんだよ!と言いたくなる内容が多かったですね。