日記

参議院選挙の結果が明らかになった夜21時ごろにこの記事を書いておりますが、与党が3年前よりも議席を増やすのが確実そうです。
選挙は期日前投票で済ませたのですが、郵便局に郵便物を持っていく必要がありましたので、投票所近くを通りました。
すると投票にいく親子連れで幼稚園児くらいの子供に親御さんがどれに入れると聞いた結果、子供が指さしたのは・・
「安楽死制度を考える会」
30年経ってその子供が大人になった時に、高齢者となる我々の世代はやや怖さを覚える光景でした。
さて、選挙の開票締め切り後の予測結果を見ていて思うのは、日本は与党野党問わずユヴァル・ノア・ハラリがホモ・デウスやサピエンス全史に書かれてあることを意識しないといけないのではないかと思うのです。
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オススメ本

本を購入するとなりますとたとえランキング的なもので上位にいたとしても、やはり自分の興味の範囲に近いものではないと手を出しませんし、引っ越してから図書館の質が上がったため借りて済ませるというのも選択肢の一つになります。
ですので、購入の決断は図書館の予約の人数とかも鑑みることになります。
そんな中、評判が高くて私の興味対象である歴史が絡んでいるサピエンス全史は、上下巻あるとはいえ購入して読み終えました。内容も含めてボリューミーでしたね。
ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 2016-09-08
サピエンス全史は人間(ホモ・サピエンス)が地球上に現れてから、現代社会を築き上げた要因を分析して解説する作品です。
上下巻にわたる解説は主に「実際には存在しないが広く信じられる空想、想像上の産物」である空想的虚構をベースとした3つの革命(認知革命、農業革命、科学革命)により、現在の発展へと至った過程を分析しています。
空想的虚構は3つの革命それぞれに対して、以下の対応です。
認知革命:言語体系、自然崇拝
農業革命:民族神話、宗教、書記体系
科学革命:資本主義経済、民主主義政治
上下巻の構成の内農業革命が上巻の最後と下巻の最初にまたがっています。
この3つの革命のうちとくに農業革命と科学革命は資本主義や現在の情勢の根幹となるものだけに、読んでいて引き込まれましたね。
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