安全よりリスクを取るべき時代。9プリンシプルズ:加速する未来で勝ち残るためにを読んで
将来的にはセミリタイアを目指してはいますが、イレギュラーなことが起こらない限りはしばらくは労働でお金を稼ぐ必要があります。
今後はますますビジネスの方向性が変わったり、イノベーションが加速していくので、多少は新しいことを知って生き残るための施策はある程度考えておかないとなと考えています。
ということで先月から今月にかけて関連書籍を読みあさっておりまして、そのうちの一冊として9プリンシプルズ:加速する未来で勝ち残るためにを読みました。
著者は理工系大学MIT(マサチューセッツ工科大学)が誇るメディアラボ所長であり、ソニー、マッカーサー基金などの取締役を務める人で、この本は共著者として客員研究員のジェフ・ハウ氏と書いたものです。
絶え間なく変化する現代は「非対称性」、「複雑性 (1)異質性、(2)ネットワーク、(3)相互依存性、(4)適応性」、「不確実性」の3つが起こるので、これらにどうやって対応していくのか?
それを9つの原理(プリンシプルズ)にまとめたのが本書になります。
テクノロジーの話から細胞の話にいったり、歴史の話になったりしますが、いかにも早川書房な本という感じで内容は非常に深いです。
とくに印象に残った点をあげると以下の3点ですね。