「無形資産が経済を支配する」は世界経済最大のトレンドを理解する上で重要な一冊
無形資産と言われて想像できるものとしては、特許や商標権や著作権などといった知的資産といったものを上げる人が多いかと思います。
定義的には従業員の持つ技術や能力などの人的資産、企業文化や経営管理プロセスなどといったインフラストラクチャ資産あたりもカテゴリに入るようです。
ともあれ無形資産の反対の有形資産である現金、証券、商品、不動産あたりの価値が下がったとはいいにくい面がありますけど、特許、商標権、著作権といった知的資産の重要度が上がっているのは直近20年のディズニーの動きを見ていれば明らかでしょう。
そんな無形資産について書かれた「無形資産が経済を支配する」を購入して読みました。
フィナンシャルタイムズのベスト経済書に選ばれてますし、ビル・ゲイツも絶賛しているそうです。
実際読んでなるほどなと思うところがありましたので、個人的に無形資産で気になった部分に関して自分なりにまとめてみました。