投資関連本

GAFAで一躍有名になったスコット・ギャロウェイの「漂流アメリカ 超大国の落日と希望を100の海図で読み解け」がパンローリングから出ていたので買って読みました。
スコット・ギャロウェイ パンローリング 2023年07月
投資本特化の要素が強いパンローリングがでてるのは意外でしたね。
かなり辛辣に文章を書くので、GAFAMやらイーロン・マスクやらボロクソに書いてることも多いのですけど、この本はあらゆる角度から考察していて、特徴的な100の数値やグラフをまとめた本になってます。
ネガティブな情報が多いものの、ポジティブな面も書かれてますし、取り上げられてることは今後米国株に投資する人ならば意識しておきたい項目が多いと感じました。
スポンサードリンク
米国株

米中の新冷戦やら地政学や半導体戦争などが直近の注目キーワードとして挙げられるかと思います。
では、アメリカに挑戦する中国というような図式が描かれる中で、アメリカが優位に立ってる指標値としてはどれくらいなのか?
スコット・ギャロウェイの「漂流アメリカ」ではネガティブ7~8割、ポジティブ2~3割でアメリカのデータをまとめてるのですが、その中に一つと指標になりそうなのが米ドルの割合と世界のGDP。
スコット・ギャロウェイ パンローリング 2023年07月
世界の外貨準備高に占める米ドルの割合とGDPに占めるアメリカの割合を計算したところ、覇権国プレミアムは34%と考えることができると結論付けていました。
スポンサードリンク
米国株

GAFA next stage(ガーファ ネクストステージ) を読みましたが、若干1年半くらい前の情報だなと思うところがあったものの、ハイテク企業への規制に向かいそうな空気や、アメリカの大学教育の問題点などを浮き彫りにしていて前作同様評価していい思います。
スコット・ギャロウェイ/渡会 圭子 東洋経済新報社 2021年12月03日頃
最強:アマゾン、青:アップル 赤の2大巨頭:グーグルとフェイスブック?GAFA next stage(ガーファ ネクストステージ) - 関東在住福岡人のまったり投資日記
相場的にややグロース株優位から景色が変わりつつあるかなと思うのですが、それでもS&P500なんかでも牽引しているのはGAFAやマイクロソフトなどのハイテク企業になるかと思います。では、アメリカ大手のハイテク企業や、今後有望なベンチャー企業はどこなのか?それを知る上でGAFA 4騎士が創り変えた世界が面白かったので続編の「GAFA next stage ガーファ ネクストステージ」を読みました。...
著者のスコット・ギャロウェイは実際にベンチャー企業の立ち上げとかもやってますし、実際にハイテク企業への投資(エンジェル投資家もやってるっぽい)も行っているようです。
ハイテク銘柄はいまは逆風になりつつありますけど、この状況を乗り切ったあとにトンネル抜けたら快晴のようになる企業もあると思うんですよね。
そんなスコット・ギャロウェイがGAFA next stage(ガーファ ネクストステージ) でピックアップしてる銘柄を確認してみました。
スポンサードリンク