海外ETF

「配当成長株投資のすすめ」は株式のポートフォリオで増配ETFがコアの一角を占めているので、個人的には惹かれる内容がよかったです。
配当率の高さのみ見てるというわけではありませんでしたし。
デビッド・L・バーンセン/長岡半太郎 パンローリング 2020年08月
金融危機後の負の複利を避けるための「配当成長株投資のすすめ」 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
8月終了時点の資産集計をしたときに、ポートフォリオ内でとくに上昇が目立ったのはバンガードの米国増配株ETF(ティッカー:VIG)でした。米国外先進国株ETFのカテゴリでも増配ETFのVIGIは結構早くプラ転してる状況で、増配の好調さを感じてる今日この頃です。...
で、この本は資産管理会社ザ・バーンセン・グループの創業者兼CIOのデビッド・L・バーンセン氏が書いていて、アメリカで活動してるわけですから、当然米国株に関して中心の内容となります。
ただ、巻末の付録には「国債市場における配当成長株」という付録がついていて、その中で日本株や新興国株式に関してコメントしているのですが、結論としては悪くなく分散して投資することを肯定する内容となっていました。
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投資関連本

8月終了時点の資産集計をしたときに、ポートフォリオ内でとくに上昇が目立ったのはバンガードの米国増配株ETF(ティッカー:VIG)でした。
米国外先進国株ETFのカテゴリでも増配ETFのVIGIは結構早くプラ転してる状況で、増配の好調さを感じてる今日この頃です。
そんな中、個人的にぴったんこなタイトルである「配当成長株投資のすすめ」という本がパンローリングから出たので買って読んでみました。
デビッド・L・バーンセン/長岡半太郎 パンローリング 2020年08月
著者のデビッド・L・バーンセン氏は資産管理会社ザ・バーンセン・グループの創業者兼CIOで、バロンズやフォーブスやフィナンシャル・タイムズでは常に全米のトップアドバイザーの1人にランク付けされている人です。
投資の神髄とは、資産を増やすことではなく、資産をいつ、どのくらい引き出すかであること。そして殖やした資産をいつ引き出し、どのように使うかまでを考えたポートフォリオの作り方が書かれていて、個人的に共感できる面が多かったです。
投資対象としては「年100回配当」投資術に近いものがあり配当成長株や増配重視という感じです。


とくに配当に関するデータが多くて、個人的に印象に残った点をまとめますと以下の2点ですね。
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米国株

海外ETFのポートフォリオで株式部分に関しては米国株の増配(VIG)と高配当(HDV)がコアになっています。
で、その2つのパフォーマンスはというと前者の増配がここ数年圧倒している状況です。
個人的に昨年から米国外の増配(VIGI)と高配当(VYMI)にも投資してますが、増配の方が好調。
HDVに関しては銘柄選択含めて投資しているのもありますけど、米国外だけで見ると増配の力強さを感じますね。
で、それに関した本がパンローリングから先月出たので読みました。
デビッド・L・バーンセン/長岡半太郎 パンローリング 2020年08月
考えとしては、財務のよい配当成長株に投資をするということで、「年100回配当」投資術に近いものがあるかなと思いました。


著者のデビッド・L・バーンセンが配当成長株投資の配当再投資を行いなさいということをデータで示しているのですが、個人的に興味をもったのは10年単位で見た配当のデータですね。
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