
著名投資家というと色々いて、やたら日本のメディアで取り上げられるけどポジショントークじゃないかという人もいますし、中には毎回記事を読むと同じ人物が通訳していて本の販促というパターンもあります。
ディストレスト債投資を手掛けるオークツリー・キャピタル・マネジメントの共同創業者ハワード・マークス氏は、「市場サイクルを極める」「投資で一番大切な20の教え」など個人的に共感できるものが多いです。
ハワード・マークス/貫井 佳子 日本経済新聞出版社 2018年11月02日頃
そんなハワード・マークス氏が世界金融危機以降で有数の好機が訪れると見込んでるという記事を見ました。
シンガポールで投資家に向けて述べ、その後のブルームバーグニュースとのインタビューでも同様の発言を行ったそうなので、かなり踏み込んだ発言をしている印象です。
個人的に来年早期にどうかと思うのですが、長期で見ると正しいんじゃないかと。
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個人的に参考にしている海外の投資家はいますけど、投資の考えとか哲学的なもので好きなのは、オークツリー・キャピタルのハワード・マークスです。
著書も「市場サイクルを極める」など2冊ほど読んでいて、考えに関しても共感度が高いです。
ハワード・マークス/貫井 佳子 日本経済新聞出版社 2018年11月02日頃
投資で利益が出ているときこそ長期投資家にとっては必読の書。市場サイクルを極めるを読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
投資を続けてきて幸運にも上昇相場に乗ることができましたが、リーマンショックを経験していないので、本当の下げ相場がいかほどのものか?と考える人は20代30代で結構いるんじゃないかと思うんですね。長期投資を目指す上で、いかに大きな調整を耐えうるかというのは一つの大きな課題だと個人的にも考えます。...
そんなハワード・マークス氏はブルームバーグのインタビューで「ボーナスはS&P500に投資して放置した方がいい」と答えたそうです。
賞与はS&P500インデックスファンドに投資して放置を-マークス氏 - Bloomberg検索
割安な資産は最近少ないが、オークツリー・キャピタル・マネジメントの共同会長でベテランのディストレスト投資家、ハワード・マークス氏は依然として、一部に好機があると考えている。同氏はブルームバーグに対し、個人投資家が現時点ではどこでより良いリターンを追求できるかなどについて語った。
バリューとグロースどっちに賭けるかとか、特定のセクターがいいとかが今後数年先まで読みずらくなってると思うんですね。
なのでこれは賛成できるんですが、個人的にはS&P500一択よりはVTでもいいんじゃなかろうか?と。
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著名な投資家の中で信用している・信用していないは当然自分の好み含めてあるわけで、考えに全面賛成ではないという人もいれば、かなり参考にしていいいという投資家もいます。
個人的に信頼度が高いと考えているのが、オークツリー・キャピタルのハワード・マークスです。
著書も「市場サイクルを極める」など2冊ほど読んでいて、考えを取り入れていきたいと思ってます。
ハワード・マークス/貫井 佳子 日本経済新聞出版社 2018年11月02日頃
そんな、ハワード・マークスが現在の投資家がとりうる6つの選択肢について言及してました。
投資家がとりうる6つの戦略的選択肢:ハワード・マークス – The Financial Pointer®
- これまでどおり投資し、過去と同様のリターンを期待する。(目くらまし)
- これまでどおり投資し、現在の低リターンで我慢する。(現実的)
- 高水準の不確実性を勘案しリスクを減らし、さらに低いリターンを受け入れる。
- ほぼゼロ・リターンの現金とし、環境改善を待つ。
- 高いリターンを求めるためより多くのリスクを取る。
- よりニッチに、特別な投資運用者に投資する。(可能性はあるが流動性は低い。)
なかなか興味深い6つ選択肢なのです。
で、個人的にどれを選択するかと考えると、「これまでどおり投資し、現在の低リターンで我慢する。」か「高水準の不確実性を勘案しリスクを減らし、さらに低いリターンを受け入れる。」かなと。
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