国内株式

日経平均が先月の16連騰後も上昇を続けて、とうとう25年ぶりとなるバブル崩壊後の最高値を更新しました。
5年前とか6年前はバブル崩壊後最安値の話になっていましたから隔世の感があります。バブル崩壊後の最高値が25年前なわけで、失われた四半世紀と語り継がれていくんですかね?
25年前というと92年なわけで、主要なアーティストの作品を見ますと・・
サザンオールスターズ→涙のキッス
B'z→BLOWIN'、ZERO
ドリカム→決戦は金曜日
ミスチル→抱きしめたい
他に時間的なものがわかるものとして例をあげると、ダイエーホークスの本拠地が平和台球場だった最後の年ですし(小学校低学年だったんですが最後の年に見に行ってるんですよ)、この年日本シリーズ3連覇した西武ライオンズの主力から21世紀に入って、4人も日本一になった監督がいるわけですから、時が経って色々あったと思えますね。
さて、世界的に株価が上がってる状況で不気味さも感じるわけですが、個人的に日本株に関しては強く思うことがあります。
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日記

サラリーマン川柳というものがありまして毎年発表されています。一般人がどん引きするものを選んだり、審査委員にスポーツ新聞等に野球の漫画を載せている人がいて、野球関連が漏れなくねじ込まれる年末恒例の流行語大賞と違って、嫌な感じはしないですね。
そんなサラリーマン川柳の今年度の1位が先週発表されました。
「ゆとりでしょ? そう言うあなたは バブルでしょ?」
これ多分私と近い世代の作品ではないかと思うのですが、お前バブル世代やからそんなこというんやろと突っ込みたくなる時って多いんですよ。
20歳は年が離れているので話が合わないのは当たり前なのですが、中には意見や考えが合わないと、私を含む1980年代生まれ以降をもれなくゆとり認定する人も。
ちなみにゆとり認定受けた20代当時の私がバブル世代から受けた仕打ちは以下の通り。
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投資関連本

昨年は何故か田中角栄ブームという感じで田中角栄関連の書籍が多かった気がします。そういえばその前もピケティ関連の書籍が多い時期もありましたが、政権批判に使いたかったメディアや政治家が取り上げた後は沈静化した印象でした。
最近、同じようにブーム?的な感じになりつつあるのが「バブル」関連の書籍です。私は生まれていたとはいえ、この時代の事件等の記憶はほとんどないですね。私が小さい頃にテーブルに貼った仮面ライダーブラックRXやライブマンのシールが中学ぐらいまで残っていたのでエンタメ系に関しては記憶がかすかにあるのですけど。
そんなバブルの原因は何かについて当時取材をしていた記者が書いたバブル:日本迷走の原点が、バブル関連書籍では売上もいいようですので購入して読んでみました。
売れている本ですが、内容的にいい点と悪い点がある印象でしたね。まとめると以下の通りです。
- バブルの前からバブルの要因となった国内外の事象にフォーカスをあてていて時系列がわかりやすい。
- バブルの前から銀行、証券会社、大蔵省、日銀がどういう行動をとっていたかがわかる。
- バブルで暴れてその後転落した人たちの功罪が両方書かれている。
- バブルの象徴的な人物に関しては当時を知る人は理解しやすいでしょうが、当時を知らないアラサーの私は完全に理解できなかった。
- 様々な要因があるため政治や証券、銀行、大蔵省等の問題について書かれているが、マスコミの責任が書かれていない。
実際に体験した世代とそうでない世代で若干捉え方が異なるかもしれません。時系列や背景等をこの本である程度理解できましたので、この本から今後に向けて主に2点教訓になるのではないかと考えました。
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