投資関連本

ビル・ゲイツの「パンデミックなき未来へ 僕たちにできること」を読みました。
ビル・ゲイツ/山田 文 早川書房 2022年06月25日頃
書いてあることは全うなのですが、ワクチンの新興国への供給云々に関しては、流石に最初に開発した企業の国優先とかになるのは仕方ないと思いますし、人の行き来とかの問題とかを考えるとどうなのか?と思う面もありました。
まぁ、陰謀論者やカルト的な反ワクチン、ノーマスクに絡まれそうな内容なのでこういう考えにもなるのかもしれませんけど。
前作でも地球のために週1,2回代替肉を食べるというのを書いてたりとちょっと考え方に偏りがあるような気がしますが。
ビル・ゲイツ/山田 文 早川書房 2021年08月18日頃
個人的に興味深かったのは医療関連の新技術としてあがっていた項目で、これを見てるとヘルスケア関連企業に投資をする価値はあるなと。
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投資関連本

国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で最大の焦点だった石炭火力の利用に関する合意文書の表現は「段階的廃止」から「段階的削減」に最終局面で書き換えられるなど落としどころが微妙な感じになりました。
ボリビア代表は「2050年ネットゼロを強要するカーボン植民地主義を拒否する」とまで言っていて、グローバルな問題だけどグローバルで取り組むのはかなり難しいのでは?という気がします。
そんな中、ビル・ゲイツが温暖化について書いた「地球の未来のため僕が決断したこと」を読みました。
ビル・ゲイツ/山田 文 早川書房 2021年08月18日頃
個人的に温暖化に関してはファクトフルネスとか21世紀の啓蒙とかでも書かれてることですので、否定する意見は違うかなと言うスタンスです。
「21世紀の啓蒙」は事実に基づいた希望の書 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ファクトフルネスに関しては以前紹介しましたが、コロナによる緊急事態宣言が出たあたりから再び経済関連のジャンルの売上で1位になることも増えています。個人的にテレビだろうがネットだろうがおかしな情報も結構あるわけですから、この本が売れるのも納得です。...
スポンサーにガス会社がついてるからサッカースタジアムで暴れ回るグリーンピースとかは大嫌いなのですが、本の中に書かれてるのは技術とか炭素の排出の割合とか技術的で、非常にリアル技術が書かれています。
その辺が他の環境本と異なるのですが、ただ結局行き着く先は既存技術の欠点にぶち当たっていて、解決策がふわっと舌感じになってしまうんだなと。
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