海外ETF

3連休中なので新興国について調べてみようかなということで、人口ピラミッドを調べておりました。
モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの新興市場部門・部門長のルチル・シャルマも著書で、成長率を予測する上の指標の1つで「人口構成(生産年齢人口の増加率が2%以上)」とあげているように、国単位の投資の参考にはなるでしょう。
ルチル・シャルマ/川島 睦保 東洋経済新報社 2018年04月06日
人口ピラミッドに関しては各国やはり大きな特徴が現れてるのですけど、一方で先進国でも人口が2100年まで増え続ける国もありなかなか面白い傾向があるなと(参考サイト)

ちなみに日本は上記のような形で少子化が進むパターン。このままいくと2050年代までは人口が1億を超えていますが、2100年頃は8000万台にまで落ちます。
他の国を見ていくと個人的には投資したくなるのは、南アジア、東南アジアあたりになるかなと。
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海外ETF

新興国株式にはインデックスファンドを通してのみ投資を続けておりますが、将来的には数か国これはと思う国にETF使って投資する可能性も考えてはいます。iシェアーズの国別ETFのコストが下がれば前向きになれるんですが高いまま・・
その一環として個別の国のETFを確認していっていて先週は台湾でした。
関連記事 >> 日本人がアジアで最も親しみを感じる台湾のETF(EWT)
次はどこかということですが、台湾とも近いフィリピンについて調べてみようと思います。
最近大統領が16歳の時に人殺したということを言ってニュースにもなっています。基本的に政情不安のリスクがつきまとっている国の印象はぬぐえません。
ただし、今後に向けての明るい点としては人口爆発で国の人口が1億人を突破して世界10位以内を伺う勢いです。若年層が多く2050年予測でも増加が続く見込みです。
また、アジアでは珍しいキリスト教徒が大半を占めるキリスト教国であることも特徴でしょう。スペインとアメリカの影響が大きいでしょうけど、儒教やイスラム教の影響が強い国とは一線を画す特徴があるんじゃないかと。
もっともミンダナオ島にイスラム教徒がいてISISの残党が入り込んでいて、テロリスクもそれなりに問題になっている懸念点もあります。
そんなフィリピンへ投資できるETFとして、「iシェアーズ MSCI フィリピン ETF(ティッカー:EPHE)」というETFがあります
経費率は0.64%と高いです。他の詳細を見てみますと、分配金利回りは0.69%、銘柄数42、PER21.77、PBR2.58。PERやPBR見る限りやや割高かもしれません。
では実際の中身はどうなのか?iシェアーズ MSCI フィリピン ETF(ティッカー:EPHE)を詳細に調べてみました。
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