投資関連本

2017年も上半期が終わりました。上半期は時間があるときの読書量がかなり増えた状況でした。しかし、4月初めに地獄のような業務を経験してその疲れが抜けないまま3カ月過ぎた感もあります。
だから、睡眠関係とか働き方関係の本も結構読みましたね。特に世間一般で評価の高い本を読む機会は昨年より多かった気がします。
下半期に関しても投資関連本だけではなく、最新技術の動向とかそういう本についても読んでいきたいなと考えています。
関連記事
2016年上半期に読んだ本の中のお勧めの5冊を紹介
2016年下半期に読んだ本の中のお勧めの5冊を紹介
さて、週1ペースで投資関連本を中心に紹介してきましたが、昨年は5冊に絞って上半期、下半期紹介しましたが、今回は絞り切れずに7冊となりました。そんな2017年上半期の個人的なお勧めの7冊を紹介しようと思います。
スポンサードリンク
投資関連本

新人の頃、私のトレーナーは損をして得を取れ的な感じで、回り道をしてもいいからとにかくやれということを何も説明せずに、ただただ作業を私に押しつけていました。
無論、押し付けられた作業に関してはそれぞれ意味があったものですし、5年以上経った今となってそれぞれに意味があったことがわかるのです。でも、当時はそんな余裕がなくて、損をして得を取るような状態にすらならずに消化不良を起こした結果、私の精神がおかしくなりかけたんですね。
だから、新入社員や20代前半の社員が来たときは、何でこの作業をやるのか?とか、この部分は今やっとけばいずれ役立つっていうことを割と正直に伝えるようにしています。自分がされて消化不良だったことはなるべく繰り返さない方がいいかなと。
これも30代になって損をして得を取るとか、今やっとけば後で楽になると言うのが業務の経験でわかるようになったからだと思うのです。
同時にスポーツなんかでも、何故この若手選手をここで使うのか?とか、跳ね返されるのに同じようなコーナーキックを何回も蹴るのか?ということに対して意図を読むようになってスポーツ観戦でも視野が広がった気がします。
ふと思ったのですが、こういう損をして得を取れという思想って、ようは割安になった株や下落している株に投資をして、後々上がった時に利益を取るということで投資にも通じるなと考えたのです。
そんな損をして得を取る投資的な考えをまとめたのが、ブラックスワン回避法 (ウィザードブックシリーズ)です。
マーク・スピッツナーゲル パンローリング 2016-09-17
オーストリア流の経済学の説明に始まり、投資戦略でなぜ迂回的な順路を通る必要があるのか、それらの話を解説している本です。また極端な株式の下落(ブラックスワン)から利益を得る戦略について書かれていますので、今の好調な相場の時に読んでおいて良かったと思いましたね。
スポンサードリンク