海外ETF

自分の運用方針としてヘルスケアセクターを重視しています。
で、先月ライフスパン(LIFESPAN)を読みまして、バブルっぽさがあるテクノロジーセクターよりヘルスケアセクターだという思いが強くなると同時に、バイオ関連やゲノム関連どうなのかなと。
デビッド・A・シンクレア/マシュー・D・ラプラント 東洋経済新報社 2020年09月16日頃
ヘルスケアセクターはiシェアーズにバイオテクノロジー(IBB)や医療機器のETF(IHI)と細かく分類されたETFが15年以上運用されているわけですが、じゃあゲノム関連はあるかというと、一部で話題のARK社のETFがあります。
アーク・ゲノミック・レボリューションETF(ARKG)といって医療、情報技術、資材、エネルギー、 および一般消費財など、ゲノム革命に関連するさまざまな分野の企業を投資対象としたアクティブ運用を採用しているETFです。
個人的にも詳細が気になったので調べてみました。
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米国株

ファイザーとドイツのバイオ医薬ベンチャーのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンが、治験で高い有効性を示したことが9日に発表され、日米の株価も暴騰しました。
ヘルスケアセクター重視の投資をしている人間からしたら、これは結構ヘルスケア関連上がってるんじゃなかろうか?と思いまして、この1週間のセクター別の動きをパフォーマンスをまとめると以下の通り。

紫のヘルスケアセクター、緑のS&P500とほぼ変わらない。11/6起点にしてもヘルスケアセクターは目立って上がっておらず。
むしろ風が吹けば桶屋が儲かる方式で、生活必需品、資本財、エネルギー、不動産といったセクターが上がるという結果に。
短期間だとこんなものかと思うものの、もしかしてファイザーが上がったけど、他の企業下がったというオチもありそうだと思いまして、主なヘルスケアセクターの状況を確認してみました。
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月の初めにポートフォリオの集計をやってるわけですが、7月終了時点で集計していて驚いたのはヘルスケアセクターの伸び。
とくにバンガード・米国ヘルスケア・セクター ETF(ティッカー:VHT)はいつの間にか200ドルを突破。
個人的に半期毎に買い付けてるETFですが、200ドルとなりますと上がったなぁと。
前回大統領選挙のあった4年前なんかは、ヒラリー・クリントンの政策の影響でかなり下がっていたのが懐かしい状況です。
そして、いま資産が増えたのはそのタイミングで投資できたのが大きいかと思います。
さて、ヘルスケアセクターETFのVHT見てて、コロナショック前の最高値更新したセクター別ETFはどれくらいあるのかなと。
生活必需品セクターのVDCも過去最高値じゃないか?と思えるレベルまで来てましたし。
ということで調べてみたら、4つのセクターが超えてますが、コロナショック前を超えそうなセクターもちらほら見えてきていました。
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