海外ETF

昨日はiシェアーズ米国株ファクターETF(LRGF)のコスト周りやらを調べたのですが、個人的に「ファクター投資入門」を読んで以来、ファクター投資には興味を持っています。
アンドリュー・L・バーキン/ラリー・E・スウェドロー パンローリング 2018年12月
マルチファクター投資は有効か米国株ETF(LRGF)で確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
米国の高配当株や増配株ETFに投資をしていますが、配当系以外のファクターも大きな調整があった時の緩衝とならないかということで、スマートベータ的なバリューやグロース、低ボラティリティ、モメンタムあたりのファクターについてもちょくちょく調査しています。...
S&Pはファクター投資はマルチに限るという記事を5年くらい前に見かけておりまして、そこから2018年2月、12月、2020年3月と暴落を経験して傾向はどうなってるのかなと。
S&P「ファクター投資はマルチに限る」・単一のファクター投資は投資期間が短いと市場平均に勝てない時期が多くなる (常勝でないため)
・そのため、マルチファクター投資が望ましい
・ボトムアップのマルチファクター投資 (グラフの灰色の線) はトップダウンのマルチファクター投資 (紫色の線) をアウトパフォームする。トップダウンはファクターに中立で、好調なファクターの比重が大きくならないため
というわけで、低ボラティリティ(ティッカー:USMV)、増配(ティッカー:DGRO)、好配当(ティッカー:DVY)、クオリティ(ティッカー:QUAL)、バリュー(ティッカー:VLUE)、モメンタム(ティッカー:MTUM)、高配当(ティッカー:HDV)、マルチファクター(ティッカー:LRGF)、サイズ(ティッカー:SIZE) で色々と比較してみました。
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海外ETF

iシェアーズのブラックロックが3月末にETF7本の経費率を引き下げました。
バンガードに対抗か?iシェアーズの米国債ETF(AGG)や新興国株(IEMG)などの経費率が引き下げられる。 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
2月末にバンガードからETFのコストダウンが発表されて、VTを中心に、米国外に投資する株式ETFや債券ETFの経費率の引き下げがありました。...
7本中でマルチファクターETF2本のコストが大幅に引き下げられてたのが目立ってた印象でした。
とくに米国株のLRGFは0.20%から0.08%と一気に引き下げられました。
他のスマートベータ系ETFとかよりも安くなってるので、そこまで人気があるのか?と気になりまして、ちょっと調べてみました。
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海外ETF

ウォール街のランダム・ウォーカーの12版で紹介されていたゴールドマン・サックスのマルチファクターETF(ティッカー:GSLC)について先月調べましたが、個人的にはリスクを運用を好むのでこれはなかなかいいETFじゃないかと思いました。
同時にコストが0.09%と抑えられていますので、資金が流入するのもわかる気がします。
ウォール街のランダム・ウォーカーで紹介されていたゴールドマン・サックス アクティブ・ベータETF(GSLC) - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ウォール街のランダム・ウォーカーの原著第12版でとくに印象に残ったのは全面書き換えになった11章のスマートベータとリスク・パリティーの項目でした。あくまでも通常のインデックスの補完という位置づけではありましたが、なかなか興味深いデータが載っていたと思います。...
ブルームバーグなどでゴールドマンサックスのETFに関して記事がちらほらみかけるわけですけど、ゴールドマン・サックス アクティブ・ベータETF(ティッカー:GSLC)以外にいいETFないのかなと思いました。
ゴールマンサックスの公式サイト見る限り、資産規模的にはGSLCが頭抜けているようですが、類似のアクティブ・ベータETFとして、Goldman Sachs ActiveBeta International Equity ETF(ティッカー:GSIE)という米国外の先進国に投資するETFも資金が集まっているようです。
サクソバンク証券でも購入可能ですので詳細を調べてみました。
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