リスクを最小にしながら、リターンを最大化するインド式テクニックとは?ダンドーを読んで
以前紹介した「勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語」の著者であるガイ・スピアはバフェットとのランチ権を65万ドルで落札しました。
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ガイ・スピアはアクアマリン・ファンドを17年間運用し、マーケットを上回る素晴らしいリターンを上げている投資家ですが、この65万ドルを落札した時は半分程度の支払いで、残りの半分を支払ったもう一人共同出資者がいました。ガイ・スピアの友人であるモニッシュ・パブライです。
モニッシュ・パブライはパブライ・インベストメント・ファンドを運用していて、著書によると毎年上位1%に入る素晴らしいパフォーマンスを上げている投資家です。ガイ・スピアに大きな影響を与えた人物でもあり、ガイ・スピア同様ウォーレン・バフェットに大きく影響を受けています。
そんなモニッシュ・パブライが投資やビジネスに関して書いた本が今回読んだダンドーです。万乗パンツのゴルフ漫画ではありません。
タイトルがインドの言葉なだけあって、第1章から第4章までは、インド人の創業物語で事例として紹介されており、「リスクを最小にして、リターンを最大化する」ところまで投資やビジネスに関して掘り下げていきます。
この「リスクを最小にして、リターンを最大化する」ってそりゃ投資をする上での理想論と思うのですが、これを実現するために必要になる9つの原理を見ると納得できる内容でした。