行動経済学のパイオニアが語る行動経済学の歴史とは?行動経済学の逆襲を読んで
最近は行動経済学関連の本を読むことが多くなってきました。昨年読んだ大江英樹氏の「投資賢者の心理学」や中室牧子氏の「学力の経済学」なんかが当ブログで取り上げた書籍の中で代表的なものとなります。
投資賢者の心理学を読んで
子育てに役立つデータで子供を伸ばす学力の経済学とは
そんな行動経済学ですが、じゃあいつ始まりどうやって発展してきたのか?
ウィキペディアでもまとめられていませんので、色々と書籍を調べたところ、行動経済学のパイオニアであるリチャード・セイラー氏が書いた行動経済学の逆襲がいいのではないかと思い購入して読んでみました。
しかも実名でこいつはおれの意見に強硬に反対したと実名で書かれいていますが、著者がウィットな感じで書いていて読みやすくなっています。
行動経済学の歴史が学べるという点でも良書ですが、この本の肝は6章の「効率的市場仮説に抗う」でした。