上場から1年経過。上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(1399)を最小分散ETFと比較してみた
昨年10月にiシェアーズが国内初の最小分散ETFなど日本株のETF4銘柄を東証に上場しまして、その動きに呼応するように12月初めには日興アセットマネジメント株式会社が“高配当”で“価格変動性が低い”スマートベータ型日本株ETFを販売開始しました。
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上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(1399)の販売開始から1年が経過しましたので、現状を確認してみようと思います。以下の基準で銘柄を選んでいるとのことですが本当に効果があるのか気になるところです。
- GICSの業種分類の銀行、その他金融、保険、リートをユニバースから除外
- 一カ月の値付率が85%未満の銘柄を除外
- 一カ月の売買代金の上位400銘柄を選定
- 配当利回りの高い上位150銘柄を選定
- 最小分散になるように最適化を行なう手法で、同150銘柄の最適化を行なう
ということでiシェアーズの2つのETF(iシェアーズ日本株最小分散ETF:1477,日本株高配当ETF:1478)、そしてTOPIX、JASDAQと比較を行いました。