
ビットコイン価格がまた変動が激しくなっているのですけど、個人的に「現代経済学の直観的方法」に書かれていた以下の考えに近いです。
現代経済学の直観的方法は資本主義や仮想通貨の本質がつかめる一冊 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
わたしは大学が理系で、1年とか2年の基礎過程もいろいろと物理や科学的な基礎科目の講義を受けてました。基礎科目のときに教授がブルーバックスとか読む意識でやってほしい。とくに長沼伸一郎がいいぞ的な話をしていたのを覚えてます。...
・ビットコインの本質とは、一言では言えば電子の世界に、絶対に増えない量としての金=ゴールドを作ろうとする試みであると言える。電子の世界は物事のコピーが容易なので本来そういう量を作ることは難しいが、その一方で、そういう「増えない量」がどこを巡ったかの足跡を洗い出すことは得意である。
・ビットコインは電子の世界に仮想的な金=ゴールドを作り上げているわけだが、そのため通貨として見ると、それはかつて金本位制度が持っていた弱点なども抱え込むことになり、それがビットコインの限界になると考えられる。
個人的にインフレ懸念はあるけれど金も割高なのでビットコインに投資マネーが流れてる面もあるかと思います。
とはいえ変動しすぎるものを国に管理されない通貨としてあがめてる人もいるのですけど(そもそも当初の目的はこれだったはず)、それって使用用途がマネーロンダリングに行き着くのが容易に想像できてなんで未だにここまで幻想を持っているのか不思議ではあります。
で、今回の下落を見ていてふと思ったんですよね。仮に先進国や中国が規制したときにどうなるのかと。
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アフター・ビットコイン2の感想を先週書きましたが、中央銀行がデジタル通貨を出すのは間違いなく、デジタル円もそう遠くない未来かなと言う気がしました。
「アフター・ビットコイン2 仮想通貨vs中央銀行」を読むと、デジタル円もそう遠くないのかもしれないと思う - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ジム・クレイマーが資産の1%をビットコインに投資するかもと発言したそうで、米国株なのにビットコインについて書いてることが多いブログといいややフラグ臭が漂う今日この頃です。個人的にビットコインに関しては、アフター・ビットコインの中島真志氏の説明がわかりやすく、投機とかそういう方向に逸脱してなくて信用おけるかなと考えています。 ...
その、「アフター・ビットコイン2」の著者である中島真志氏は日本銀行入行後、国際決済銀行などへのキャリアもある方です。
デジタル通貨となると、日本や欧州ではマイナス金利の状況ですから、経済政策のツールにデジタル通貨を使えるのでは?と思いうわけですが、その疑問にも「アフター・ビットコイン2」では言及されていて、流石日銀出身な方だなと思います。
果たしてデジタル通貨は経済政策のツールで使えるのか?
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投資関連本

ジム・クレイマーが資産の1%をビットコインに投資するかもと発言したそうで、米国株なのにビットコインについて書いてることが多いブログといいややフラグ臭が漂う今日この頃です。
個人的にビットコインに関しては、アフター・ビットコインの中島真志氏の説明がわかりやすく、投機とかそういう方向に逸脱してなくて信用おけるかなと考えています。
ビットコインは終わり、ブロックチェーンが世界を変える?アフター・ビットコインを読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
年末年始の帰省は合計6冊の本を持ち帰って、移動などの時間で読みましたが、だいたいのぞみ東京→福岡間で3冊700ページ後半ぐらい読めるということがわかりました。6冊ともいい本でしたので、追って記事にして紹介しようと思いますが、年始一発目の本となるとやはりパンチのきいたものにしたいと考えるものです。となると昨年良くも悪くも話題になったビットコインに関する本にしようかなと。
ちなみにこの本読んだ1週間後にコインチェックの事件やらで暴落したので、我ながら悪運の強さ的なものを感じます。
あれから3年近く経つわけですが、色々とありながらもビットコインは生き残ってるのと並行して、ブロックチェーンの技術も進んでるんですよね。
その状況をまとめた「アフター・ビットコイン2 仮想通貨vs中央銀行」を読みました。
個人的にGAFAの中でもフェイスブックに魅力を感じていないため、仮想通貨の「リブラ」に関してもとくに気にしてなかったんですが、この一冊読んだらそら規制の話になるよなと思いました。
同時に3年経って各国デジタル通貨にも動き始めてる動向もまとめられていて、今後通貨や経済政策が変わるかもということも含めて理解できて、前作読んだ人にはオススメしたい内容です。
個人的に印象に残った点をまとめると以下の3点ですね。
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