iシェアーズ米国株ファクターETF(LRGF)はサイズとクオリティファクターが強めでモメンタムが弱めの傾向
昨日はiシェアーズ米国株ファクターETF(LRGF)のコスト周りやらを調べたのですが、個人的に「ファクター投資入門」を読んで以来、ファクター投資には興味を持っています。
マルチファクター投資は有効か米国株ETF(LRGF)で確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
米国の高配当株や増配株ETFに投資をしていますが、配当系以外のファクターも大きな調整があった時の緩衝とならないかということで、スマートベータ的なバリューやグロース、低ボラティリティ、モメンタムあたりのファクターについてもちょくちょく調査しています。...
S&P「ファクター投資はマルチに限る」
というわけで、低ボラティリティ(ティッカー:USMV)、増配(ティッカー:DGRO)、好配当(ティッカー:DVY)、クオリティ(ティッカー:QUAL)、バリュー(ティッカー:VLUE)、モメンタム(ティッカー:MTUM)、高配当(ティッカー:HDV)、マルチファクター(ティッカー:LRGF)、サイズ(ティッカー:SIZE) で色々と比較してみました。・単一のファクター投資は投資期間が短いと市場平均に勝てない時期が多くなる (常勝でないため)
・そのため、マルチファクター投資が望ましい
・ボトムアップのマルチファクター投資 (グラフの灰色の線) はトップダウンのマルチファクター投資 (紫色の線) をアウトパフォームする。トップダウンはファクターに中立で、好調なファクターの比重が大きくならないため