オススメ本

ウクライナで戦争が起きた状況でtwitterなんかを見てますと、21世紀になっても大本営発表みたいな情報が出てきた一方、人工衛星とか市街地の映像から状況が見えたりと情報に関して考えさせられます。
ただ、情報を早く知る上で、現時点の情報を反映していないニュースや新聞記事も目立ちますし、コラム関連なんかは執筆締め切りの問題でタイミングずれすぎていることも散見されます。
スポーツのニュースなんかも日本時間の深夜~早朝でそれが夕方や夜報道されていても、youtubeやtwitterあたり探せばインタビューの動画が上がってるので鮮度が低くなっちゃってますし。
というわけで割と情報集めて実際に確認して、判断するという意味で昔よりも大変な時代になったかと思います。
なのでニュースなどの読み方なども重要になると思うので、そのヒントがありそうな「現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全」を読みました。
佐々木 俊尚 東洋経済新報社 2022年01月28日頃
著者の佐々木氏は病気で毎日新聞退社したりしますが、テレビに出てくるような極左の論客と違って割とフラットな意見を述べていて、個人的にはこういう人こそリベラルと呼ぶんじゃないかと考えます。
個人的に印象に残った点をまとめますと以下の2点でしょうか。
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緊急事態宣言から1週間が過ぎましたが、リモートワークの状況確認的に上司と話す機会がありました。
これが何か月続くかわからないし、大半がリモートワーク可能になったので解除されるのは最後の方という話になりましたね。
当然この状況がずっと続くとは思えませんが、新型コロナが収まった後どうなるのか?に関しては考えておいて損はないでしょう。
そんな中、「アフターコロナ」に関して佐々木俊尚氏が文春のサイトに書いていて興味深かったですね。
「アフターコロナ」社会はどうなる? 「ミニマリスト」から「プレッパー」の時代へ | 文春オンライン
アメリカでは新型コロナウィルス禍になって弾薬がものすごい勢いで売れているという驚くべきニュースがあった。向こうでは備える人という意味の「プレッパー」と呼ばれる人たちが何百万人もいて、自宅地下に核シェル…
佐々木氏のtweetはよく見ていて、アジテータばかりの日本の自称リベラルとは異なり、建設的でこういう人が「リベラル」っていうんだと思います。
著書の時間のテクノロジーも読みましたが、哲学的ですけどこれからの時代のテクノノロジーを考える上でいい本でした。
そんな佐々木氏は「ミニマリスト」から「プレッパー」の時代になると書いてました。
個人的にはストックが評価される・シェアリングやミニマリストの衰退になるでしょうけど、じゃあ内部留保ためるとか投資はしないという方向に行くかというかと、逆に動かないといけないんじゃないかと考えます。
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