千年投資の公理を読んで
一時期パンローリング社の本ばかりを買っている時期が数ヶ月前にありまして、テンプルトン卿の流儀とかモメンタムウォーカーを買ってました。
たまたま連続しておりまして、この本が連続して買ってた本の最後になります。
ドーシーはモーニングスター社の個別銘柄のリサーチ部門の責任者でした。
どのような業種、企業に「経済的な堀」があり、深いか浅いのかということを例に挙げながら解説した本です。また、投資のプロセスに至るまでの過程について解説していて非常に読みやすかったです。
個人的にはシーゲル的な考え方を持っている人にとっては、優良企業を末永く保有することというのは最重要課題となりますので、その際の判断気宇順をどうすればいいかという観点で見て、この本はためになると思いました。
また本の思想としてはウォーレンバフェットに通ずるものであり、バイ&ホールドの長期投資家が個別銘柄選択の際に基準となる項目の解説本としては有用だと考えます。
主だった項目をメモ代わりも含めて書いてみました。