MMTを採用する国は現れるかもしれないが、日本は現実的な政策に落ち着くのでは?消費税10%後の日本経済を読んで
消費税10%に上がってから3カ月経過ですが、個人的にキャッシュレス還元は店側とか会計システム作ってる側は大変だとは思いますけど、悪くはないんじゃないのと思うんですね。
経済指標的には落ち込むことになるでしょうけど、キャッシュレス化進める上では悪くないと思います。
もちろん現金だからこそ安いドラッグコスモスのような店もあっていいでしょう。
年末に消費税について考えてみようということで、「消費税10%後の日本経済」を読みました。
著者の安達誠司氏はエコノミストで、ドイツ証券を経て丸三証券経済調査部長の人です。
本の内容としては金融政策と財政政策の2つの次元で考えて、経済がどのような影響を受けるかについて言及した本となっています。
最近は消費税に関してMMT含めて極論に偏りすぎている意見を見かけますけど、公平な立場で経済状況の分析を行っている本としていいなと思いましたね。
落ち着いた形で書かれていますし、豊富なデータをグラフで示して、詳細な分析から結論を導き出すという手法は好感が持てました。
個人的に読み終わった後考えたことをまとめすと以下の2点になりますね。