ポートフォリオ

山崎元氏が本の発売前に、コラム内で紹介していた世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方の一番の肝ってどんな経済下でも確実に利益を出せる「黄金のポートフォリオ」だと考えます。
書籍の感想 >> 貯蓄→投資から黄金ポートフォリオの作り方まで学べる、世界のエリート投資家は何を考えているのか
実際に海外ETFを使って検証してみましたが、守備固めで下落相場に強いという感じでしたね。
ただ、7.5%組み込まれている商品取引の部分をコモディティETFを使って検証しましたが、期間中のコモディティETFのパフォーマンスが悪く、他のETF使えばよくなるかも?と考えました。
レイ・ダリオのポートフォリオを検証 >> レイ・ダリオの「黄金ポートフォリオ」について海外ETFを使って検証してみた
海外ETFを使って検証したわけですが、じゃあ日本だとどうなのか?
経済には、「経済上昇」「インフレ」「経済下降」「デフレ」の4局面があり、4局面で理想的なそれぞれのポートフォリオを同量のリスクで組み合わせると、どんな局面になっても負けないポートフォリオになるということで、日本の投資家向けに考えると以下の比率と定義されていました。
①経済上昇期 国内株式2、外国株式1、ヘッジ付外国株式1、個人向国債(変動10)1
②インフレ 金(ETF)2、Jリート1、国内株式1、外国株式1
③経済下降期 長期国債2、個人向け国債(変動10)2、ヘッジ付外債1
④デフレ 長期国債3、ヘッジ付き外債2
他にも経済時計という興味深い図がありましたがそこは割愛。さて、この比率を基にポートフォリオを作るとどうなるのでしょうか?
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投資関連本

読書が趣味の一つとなっておりますが、どうやって本を探すかというと、①売れているか、②twitter上で話題に上がっている本を調べて、よさげならば買う or 図書館という感じです。
中にはこの著者とタイトルどうなんだろ?と思ってgoogleで調べてみることもあります。ただ、調べてこいつぶっ飛んでる的なものはすでに①と②でフィルターかけてるのでなかなかないものですが。
さて、先月これは読みたいとタイトルだけ見て即決購入したのが、マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの珠玉の言葉――富の追求、ビジネス、処世についてです。
ウォーレン・バフェットの右腕で、バークシャー・ハザウェイの副会長チャーリー・マンガーの言葉をもとに、著者のデビッド・クラークが投資哲学や思考をまとめたものです。
基本的な構成は、マンガーの言葉→解説という感じで構成されていて、巻末に山崎元氏の解説が載っています。
詳細な発言や、投資の際のチェックリスト等に関しては完全なる投資家の頭の中──マンガーとバフェットの議事録 (ウィザードブックシリーズ)のほうがバフェットの部分と混在しているとはいえ多い印象でした。
関連記事 >> 完全なる投資家の頭の中を読んで
ただ、評判にたがわぬ本だという感想です。パンローリングが出すバークシャーの本とは一味違う感じでしたし。
個人的には3点ほど強く印象に残りました。
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オススメ本

会社に入社してみると色々と会社内での常識的なものがありますし、大学の時とは価値観が異なる人との接触する機会が増えますので色々と戸惑うことが多いものです。
幸運なことになんとか社会人としてアラサーまで生き残ることができました。逆に生き残れたことによって大学時代にこれやっておけばよかったと思うことがいくつかあります。
ちょうど学力の経済学(参考記事:子育てに役立つデータで子供を伸ばす学力の経済学とは)を読んで、小学校に入学する前の幼児教育の重要性とかを知ったわけですが、その後に読んだのが投資関連でおなじみ山崎元氏の以下の本です。
山崎氏といいますと投資関連の本が多数ですし、最近はTOKYO MXの番組でも提起的に出演するようになっていますが、この本は大学生活で「時間」と「努力」を何に投資・運用するかという本です。特に内容を気にせず買ってみたのですが一番読むべきは大学生1年~2年の人たちだと思いました。ただ、この本読んで大学の時にやっとけばよかったことについて考えさせられましたね。
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