「AI・兵器・戦争の未来」に書かれていた軍事産業の最新動向
iシェアーズ・米国航空宇宙・防衛ETF (ITA)に投資していますので、軍事防衛関連の産業には興味を持っています。
今後のことが書かれているかなと思いタイトルを見て「AI・兵器・戦争の未来」を読みました。
AIの科学、戦争への適用、そしてその適用がもたらす倫理的ジレンマが中心の内容で行き着くのはターミネーター的な世界。
ちなみに著者が考える40年後くらいの状況は以下の通り。
- 2060年アメリカと中国は同盟を結び、他国を紛争を開始したいかなる国に対しても武力攻撃にあたることが規定された。
- プエルトリコはアメリカの州になる。
- ロシアはアメリカの保護国になる。
- イギリスもアメリカの州になる。
- 戦争がなくなりNATO解体。
と流石に盛りすぎだろと思うところがある一方、ナノテクノロジーに関してとAIが学習をし続けると嘘をつくのでは?という指摘は面白いなと思いました。
ただ、いかんせんファンタジーっぽさが抜けないのですが、巻末の防衛研究所の小野圭司氏の話は軍事産業を考える上で参考になりました。