投資関連本

投資を続けてきて幸運にも上昇相場に乗ることができましたが、リーマンショックを経験していないので、本当の下げ相場がいかほどのものか?と考える人は20代30代で結構いるんじゃないかと思うんですね。
長期投資を目指す上で、いかに大きな調整を耐えうるかというのは一つの大きな課題だと個人的にも考えます。
長期投資を考えてる人の中で、暴落に対する心構えを理解するのに良い本として奨められてるのを見かけるのが、オークツリー・キャピタル・マネジメントの会長兼共同創業者のハワード・マークスの「投資で一番大切な20の教え」ですね。
もう読んだのはブログを始める前なんじゃないかと思いますが、哲学的な要素が多いとはいえ投資の心理と真理を突いた良書だと思います。
ハワード・マークス 日本経済新聞出版社 2012-10-23
そのハワード・マークスの新作が今月発売されましたので、早速買って1週間で読み切りました。
ハワード・マークス 日本経済新聞出版社 2018-11-01
前著の「投資で一番大切な20の教え」の20の要素で最重要項目である「市場サイクル」についてまとめたのがこの本になります。
この本を読むと間違いなく、現状の市場サイクルはどうなのかということを考えてしまいますね。
株価が上下に激しく動く時期に、現在の市場サイクルについて考えてみる - 関東在住福岡人のまったり投資日記
リーマンショックは経験してないけど、その後から投資を始めて投資の成績はプラスという20代後半から30代って、確定拠出年金やNISA、iDeCoの普及もあって結構いると思うんですよね。...
本の帯には、バフェットが「ハワード・マークスからの顧客向けレターが届くと真っ先に読む」とコメントしてますし、レイ・ダリオは「当代最高の投資家」とまで賞賛しています。
読み終えてこれだけ世界的投資家が褒めるのも納得できる内容だと思いますし、10月の株価の急落を受けてもまだ投資を始めて利益が出ているこのタイミングだからこそ、いま読むべき本ではないかと思いました。
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米国株

リーマンショックは経験してないけど、その後から投資を始めて投資の成績はプラスという20代後半から30代って、確定拠出年金やNISA、iDeCoの普及もあって結構いると思うんですよね。
ただ、そこから始めたということでリーマンショックを経験してない人間からすると、このまま上がり続けると積極的に投資をする人も居るとは思いますが、ここから下がるのではないかと考える人もいるでしょう。
実際、去年が右肩上がりだった状況で、今年は大きく株価が下がる局面が2月と10月にあって、値動きもはげしくなっていますので、このまま上がるかというと否定的な意見が多くなるかもしれません。
景気に関してはやはりサイクルがありますので、株価の値動きが激しくなったときこそ、現在に至る過程がどうだったか、そして今後どういう可能性があるか市場サイクルを考えることが必要かなと感じてます。
その意味でちょうど株価が調整したあとでハワード・マークスの「市場サイクルを極める」が出版されたのはいいタイミングだったかなと。
ハワード・マークス 日本経済新聞出版社 2018-11-01
投資哲学の本ですので万人向けのものではありませんが、相場が不安定になったときこそ読むべき本だと思いました。
個人的にささるものがかなりありましたので本に関しては後日まとめるとして、市場サイクルについては自分なりの考えるきっかけになりました。
ということで自分なりに現在の市場サイクルについて考えをまとめてみました。
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