投資関連本

今年も4分の1が終わったわけですが、そういや年初に予想した株価の予測の結果ってどうなのか?というのは、年末や年始に去年はどうだったか?をやることは多いものの、中間チェック的なものは少ないかと。
まぁ、コロナの「全国で42万人死ぬ」→ハズレ、1月初めに「飲食店の制限だけでは1ヶ月で感染者は減らない」→普通に減少していたで予測が外しているのに検証のコメントを出さずに、感染者が増え出したときに煽るだけの人もいるので、こういう検証ってもっとやるべきと思うんですがね。
で、ちょうどいいタイミングで図書館の順番が回ってきた「2021年相場の論点」を読んでみました。
広木 隆 日経BP 日本経済新聞出版本部 2020年12月22日頃
割と強気な意見の多い人の印象で、この本書かれたのは去年の10月~11月頃と推測されますが、果たして結果はいまのところどうなのか?
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海外ETF
モーニングスターが4月に米国株式、海外ETFのセミナーをやっているのですが、場所が東京駅で割と便利ですし、パネリストにウィズダムツリー・ジャパンの人が入っていたので、興味を持ったので行ってみました。東京駅からそんなに離れてないやろとなめていたら大手町まで距離があって10分遅刻してしまいました。
総武快速線使うと地下からあがるので時間を甘く見ると東京駅周辺でやらかすのでご理解ください・・
内容は各項目ごとに分けてまとめると以下の通りです。
第一部 基調講演 米国株市場の魅力と米国株投資のはじめ方
マネックス証券株式会社執行役員 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏
- アメリカは企業が株主の方を向いた施策を取っている。日本は政府が言わないとやらない
- まっさんの話の中で出資してくれる人が文句を言う場面がある。戦前は株主の発言が強かった。戦争で変わった。アニマルスピリッツをもった投資家が減りお役所的な企業が増えた。
- アメリカの株主主義は行き過ぎてる部分もある。自分が幹部の時稼げばいいというのも増えてる。社債出して自社株を買っている。債務超過の企業もある。
- 移民を抜いても人口が伸びている。ただしこれは難点でもあり、所得別で分けると、中間層が最大数ではなく、富裕層と貧困層足して中間層を超えている。先が読めない。
- 過去から給与のリターンより資本のリターンが経済成長より大きかった。ピケティは賛否両論あるがこの件に関しては大発見。不労所得の方が伸びが大きい。
- CAPEシラーの指数は25倍超えたら危険。アメリカは割高に近いので警戒が必要。
広木さんの話を生で聴くのは初めてでしたが、話をするのが上手いなぁと思いましたね。また、単にアメリカがいいというだけではなく、話の中で現状のアメリカにもこういう問題点もあるというのを言っていたのがよかったですね。
ピケティの話を聞く限り我々30代はやはり株式投資を行い少しでも資産を増やしていくことを心がけることが必要なんじゃないかと強く思います。セミナーの中では間違いなく平均年齢を下げている部類でしたがw
CAPE指数は高めではあるけどそこまで下がることもないのではないかという話でしたね。私も同意見ですが今後はどうなりますかね。
さて、この後2部から4部についても簡易的にまとめてみました。特に4部はよかったですね。
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