投資賢者の心理学を読んで
以前から気になっていた本について書きたいと思います。
この本は著者の大江英樹氏が日経電子版で連載していた同名の人気コラムがもととなった本です。投資家全般に共通する「心のクセ」を、行動経済学の観点から解説しています。実際の日本の証券市場や金融商品を例にして、投資家はどうすればいいのかという解決策まで書かれています。
面白かったり興味を持った項目は以下の通りです。
- 定期預金ではインフレに対応できないという勘違い
- 長期投資=低リスクの勘違い
- 投資の利益は不労所得という勘違い
- ドル=コスト平均法を疑え
- ナンピン買いの勘違い-単なる気休めでリスクが増大
- “株は5月に売れ!”は本当か?
- 自分の買値にこだわる残念な心理
- 年末にやってみる投資戦略
- リスクを高めずにリターンを高める方法
そしてこれらの項目の最後に終章にどうすればいいかが書かれています。