海外ETF

先日、「新興国は世界を変えるか」を読みました。
そのうち、新興国を以下の区分で分けてるのが印象に残ったんですね。
高所得国→シンガポール、韓国、台湾、アルゼンチン、チリ、ポーランド、サウジアラビア
上位中所得国→マレーシア、中国、タイ、ブラジル、メキシコ、コロンビア、ペルー、カザフスタン、ロシア、トルコ、イラン、イラク、アルジェリア、南アフリカ
下位中所得国→インドネシア、フィリピン、インド、パキスタン、バングラデシュ、ベトナム、エジプト、ナイジェリア
別に区分けがどうこういうわけではありませんが(少なくともシンガポールは先進国、アルゼンチンは経緯があるとはいえそこでいいのかという気がします)、この区分でパフォーマンスってどうなのか?と思いました。
というわけでETFがあるものについて調べてみました。
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海外ETF

国別の投資としてスイスとイスラエルにiシェアーズのETFで投資をしていますが、個人的に新興国の中にも投資したいと思ってる国がいくつかあります。
で、新興国株式のETFとかファンドを見てても中国、台湾、韓国が大半でそれ以外はどうなってるんだろと。
ということで指標的に見る国も含まれていますが、以下の9カ国の状況を調べてみました。
インド:iシェアーズMSCIインドETF(ティッカー:INDA)
ブラジル:iシェアーズMSCIブラジル・キャップトETF(ティッカー:EWZ)
ロシア:iシェアーズMSCIロシア・キャップトETF(ティッカー:ERUS)
ポーランド:iシェアーズMSCIポーランド・キャップトETF(ティッカー:EPOL)
メキシコ: iシェアーズMSCIメキシコ・キャップトETF(ティッカー:EWW)
トルコ:iシェアーズMSCIトルコ ETF(ティッカー:TUR)
フィリピン:iシェアーズMSCIフィリピンETF(ティッカー:EPHE)
インドネシア:iシェアーズMSCIインドネシアETF(ティッカー:EIDO)
ベトナム:マーケット・ベクトル・ベトナムETF(ティッカー:VNM)
調べてみると1年前の価格を超えてる国は少なかったですね。
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海外ETF

「配当成長株投資のすすめ」は株式のポートフォリオで増配ETFがコアの一角を占めているので、個人的には惹かれる内容がよかったです。
配当率の高さのみ見てるというわけではありませんでしたし。
デビッド・L・バーンセン/長岡半太郎 パンローリング 2020年08月
金融危機後の負の複利を避けるための「配当成長株投資のすすめ」 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
8月終了時点の資産集計をしたときに、ポートフォリオ内でとくに上昇が目立ったのはバンガードの米国増配株ETF(ティッカー:VIG)でした。米国外先進国株ETFのカテゴリでも増配ETFのVIGIは結構早くプラ転してる状況で、増配の好調さを感じてる今日この頃です。...
で、この本は資産管理会社ザ・バーンセン・グループの創業者兼CIOのデビッド・L・バーンセン氏が書いていて、アメリカで活動してるわけですから、当然米国株に関して中心の内容となります。
ただ、巻末の付録には「国債市場における配当成長株」という付録がついていて、その中で日本株や新興国株式に関してコメントしているのですが、結論としては悪くなく分散して投資することを肯定する内容となっていました。
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