米国株
円高ドル安が進んだのもあるでしょうが、また一段とガソリンが安くなっています。
だいたい千葉と福岡は同じくらいの価格なので帰省した時も今はこれくらいかとガソリンスタンドの値段を見てしまいます。それが年始から110円切ってきましたからね。
さて、そんな中ダイヤモンドザイで広瀬氏の記事を見つけました。著書を読んで以来、market hackは私も読んでおります。
2016年の原油価格を予想する!原油価格を動かすニュース、そして今年買うべき石油関連株とは?
<今回のまとめ>
1.今年末の原油価格は50ドルを予想
2.原油価格は高値から66%調整した
3.北米オイルリグ・カウントも66.6%減少した
4.法律が改正され米国からの原油輸出が解禁となった
5.生産・在庫統計の改善には未だ時間がかかる
6.倒産や身売りのニュースは「買い」だ
7.負債が少ない企業に投資すること
書いてあることは広瀬氏がよく書いていることです。
では、その銘柄はといいますと・・
その尺度で合格点の企業は、シュルンベルジェ(ティッカーシンボル:SLB)、ヘルマリッチ&ペイン(ティッカーシンボル:HP)、ヘス(ティッカーシンボル:HES)、エクソン・モービル(ティッカーシンボル:XOM)などです。
ということで直近の株価を調べてみました。
スポンサードリンク
海外ETF
出張先で最寄り駅に移動する際に必ず目に入るガソリンスタンドがあります。かなり車の出入りを見ますので、繁盛している店なのでしょう。
レギュラーの価格をでかでかと表示していて、原油価格の下落がニュースになるようになってからは、結構、意識して見るようになりました。
レギュラーガソリンの価格ですが、ここ数か月は数円の変動を繰り返して、上昇or下落で大きく変動していないように見えます。
ちょうど3か月前くらいに記事を書いて、余り話題になっておりませんので、気になって調べてみました。
石油関連株の底値はどのあたりか?
WTI原油先物価格に連動するETFであるUSO、
原油大手のEXXON MOBIL、CHEVRON、
ETFから全世界エネルギーセクターのIXC、米国エネルギーセクターのVDEの
値動きを見てみました。
スポンサードリンク
オススメ本
昨今は原油価格の下落がニュースとして報じられるようになりましたし、石油関連についての本を読んでみようかと思うようになりました。
そして、図書館で検索してみると、エネルギー情報学入門と副題のついていい本を見つけることができました。
著者の岩瀬昇氏は三井物産に入社後、三井石油開発に出向し、世界各地で海外勤務を行いながら、エネルギー関連業務に携わってきたエネルギー分野のエキスパートといえる人です。
本の内容は大雑把に言うと副題のエネルギー情報学入門としての、教科書的な印象が強いかなと思いました。
更にいえば著者は石油関連が一番知識豊富とは思いますが、それ以外のエネルギーに関してもイデオロギーに囚われず、公正に分析をしております。
エネルギーに興味のある方には読んでほしい内容でした。
石油に関しても資源量と埋蔵量の違いから、石油の支配権がセブンシスターズ→OPECへと移る歴史も記載されています。そして、石油関連が先物市場取引されるようになりコモディティとなったが、戦時は戦略物資であると言及されています。
今後の世界の石油大企業の業績は、原油価格の影響を受けて、業績や売り上げに影響を受けるでしょうが、「石油」という商品は重要なエネルギーの一角として残っていくと思いました。
他のエネルギーに関する記載やシェールガスに関しても現在の状況に至るまでを詳細に記載しています。
スポンサードリンク