Googleが予測している未来とは?第五の権力を読んで
行政・立法・司法についで報道を「第四の権力」と定義する場合があります。行政・立法・司法を監視し、意見するという意味で第四の権力とも言えそうですが、その第四権力の報道はインターネットが登場して逆にネット上で監視される立場にもなっています。
いい事例が先月の東京都知事選のいかにも第四の権力的な人物だった某候補となるでしょう。仮に20年前であれば同じような週刊誌報道と演説1,2分で退散をやっていたとしても得票数はもっと多かったのではないでしょうか?
というのも現在はネット上で過去の発言がピックアップされますし、変な演説を含めて動画としてネットで視聴可能になりました。そういう意味で報道も監視される世の中になったと言えるでしょう。
そんなネットとつながった人たちを第五の権力として、今後ネット関連の社会はどうなるかをGoogleの会長エリック・シュミットが書いたのが本書になります。