海外ETF
モーニングスターが4月に米国株式、海外ETFのセミナーをやっているのですが、場所が東京駅で割と便利ですし、パネリストにウィズダムツリー・ジャパンの人が入っていたので、興味を持ったので行ってみました。東京駅からそんなに離れてないやろとなめていたら大手町まで距離があって10分遅刻してしまいました。
総武快速線使うと地下からあがるので時間を甘く見ると東京駅周辺でやらかすのでご理解ください・・
内容は各項目ごとに分けてまとめると以下の通りです。
第一部 基調講演 米国株市場の魅力と米国株投資のはじめ方
マネックス証券株式会社執行役員 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏
- アメリカは企業が株主の方を向いた施策を取っている。日本は政府が言わないとやらない
- まっさんの話の中で出資してくれる人が文句を言う場面がある。戦前は株主の発言が強かった。戦争で変わった。アニマルスピリッツをもった投資家が減りお役所的な企業が増えた。
- アメリカの株主主義は行き過ぎてる部分もある。自分が幹部の時稼げばいいというのも増えてる。社債出して自社株を買っている。債務超過の企業もある。
- 移民を抜いても人口が伸びている。ただしこれは難点でもあり、所得別で分けると、中間層が最大数ではなく、富裕層と貧困層足して中間層を超えている。先が読めない。
- 過去から給与のリターンより資本のリターンが経済成長より大きかった。ピケティは賛否両論あるがこの件に関しては大発見。不労所得の方が伸びが大きい。
- CAPEシラーの指数は25倍超えたら危険。アメリカは割高に近いので警戒が必要。
広木さんの話を生で聴くのは初めてでしたが、話をするのが上手いなぁと思いましたね。また、単にアメリカがいいというだけではなく、話の中で現状のアメリカにもこういう問題点もあるというのを言っていたのがよかったですね。
ピケティの話を聞く限り我々30代はやはり株式投資を行い少しでも資産を増やしていくことを心がけることが必要なんじゃないかと強く思います。セミナーの中では間違いなく平均年齢を下げている部類でしたがw
CAPE指数は高めではあるけどそこまで下がることもないのではないかという話でしたね。私も同意見ですが今後はどうなりますかね。
さて、この後2部から4部についても簡易的にまとめてみました。特に4部はよかったですね。
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米国株
昨年からモメンタム関連のETFを気にしているのですが、
米国株で見てみるとiShares MSCI USA Momentum Factor ETF(MTUM)は現在もS&P500を上回っています。

このパフォーマンスを見ますと、このETFの組入れ上位を個別株で買ってもS&P500を上回るのでは?と思えてきます。一度昨年調べた結果が以下の通りで、
モメンタムETF関連記事:モメンタムを考慮したETFに含まれる企業をみてみた
この時(昨年)の上位の企業は以下の通りでした。
AMAZON COM INC(AMZN)
WALT DISNEY(DIS)
CVS HEALTH CORP(CVS)
APPLE INC(AAPL)
STARBUCKS CORP(SBUX)
それが2/18の上位5つを見てみますと
FACEBOOK CLASS A INC(FB)
HOME DEPOT INC(HD)
AMAZON COM INC(AMZN)
VISA INC CLASS A(V)
STARBUCKS CORP(SBUX)
上位でディズニー、CVS、アップルが消えましたね。この3つは上位20社からも消えているようです。
この5社はどうなのかということで、現状の上位5社をS&P500と比較してみました。
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米国株
アメリカNOW! 今週の5銘柄 ~著名投資啓蒙家クレイマー式ポートフォリオ構築術とは?~
先週の米国株式市場は、カリフォルニア州の銃撃事件、ECB(欧州中央銀行)の金融緩和策に対する失望で下げ、良好な雇用統計で反発、週間でほぼ横ばいを維持しました。「掉尾の一振」(年末の株高のことです)への期待を繋いだと言えるでしょう。
今回は元株式ファンドマネージャーで、米国の著名投資啓蒙家ジム・クレイマーのポートフォリオ構築術をご紹介いたします。
SBI証券を除いているとジム・クレイマーの記事が載っていました。
アメリカでは司会の番組が放送されておりますが、この記事内で具体的な推奨銘柄は示唆しなかったものの、著書同様最低10銘柄、最大15銘柄分散し、以下の5つの特徴を持つ銘柄に分散するよう言及したそうです。
- 金
- 配当利回りの高い株
- 成長株
- 思惑で動く株
- 経済が健全な地域の株
この5つの分散に貸してはジム・クレイマーらしいという印象ですし、非常によく考えられた分散だと思いますね。
で、上記記事内でSBI証券が取り上げていた外国株式は近年どうなのか?ということでそれぞれを調べてみました。
まずは金。金ETFのGLDとS&P500を比較してみますと・・

金はS&P500とは逆の方向に下がっておりますが、ある意味株式が不調になった時に値上がりする期待はあるとも言えそうです。
では、他の項目で取り上げられているものはどうなのかと思い、配当利回りの高い株と成長株について近2年でS&P500と比較してみました。
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