中神康議著:「三位一体の経営」を読むと、投資家思考を持った経営者は最強であると思う
ろくすけさんのブログの記事を読んでこれは面白そうと思った「経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営」を読みました。
中神康議『三位一体の経営』を読む。 | ろくすけの長期投資の旅
みさき投資の中神さんの2冊目の著書です。『投資される経営 売買(うりかい)される経営』も大変良かったですが、さらに上を行くものを世に出していただいたという感想です。経営者と従業員がコミットし、二人三脚的に作り上げてきたこれまでの日本的経営に
日本取締役協会 独立取締役委員会委員長も勤められています。
一見、経営の本か?という印象を持ちますが、経営者・従業員・株主のトレードオフをトレードオンに昇華させる「複利の経営」を提唱していて、とくに個別株で企業を分析するときに参考になる事象が多く、投資家にもオススメできる本だと思いました。
とくに印象に残った点をまとめますと以下ですね。