音楽産業は経済に通じる「ROCKONOMICS 経済はロックに学べ!」
投資関連の本を読むことが多いのですが、去年のヤマザキOKコンピュータ氏の「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」は高尚な文ではないのですけど伝わるものがありました。
とくに投資をする目的は「投資をする目的は人生を可能な限り気持ちよく楽しく生きていくこと」というのは意識したいなと思っています。
くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
個人的に投資の本は人が勧めているものを読むことが結構あります。もちろん自分でアンテナ張ってパンローリングとか東洋経済の書籍のサイトは1か月に1回くらい見たりしますけど、それだけじゃカバーしきれないですし。...
まぁ、あれは始まる前にいらんこと言ってた一部のアホがガソリンぶちまけてたせいでさらに燃え上がっちゃったので、一般のアーティストや関係者はかわいそうな面もありますがw
そんな音楽産業に関して経済学の観点から分析した「ROCKONOMICS 経済はロックに学べ!」を購入して読みました。
著者のアラン・B・クルーガー氏は米国財務省次官補やオバマ政権で経済ブレーンを務めた人物で、残念ながら2019年に亡くなってこの本が遺作になっています。
労働経済学を専門とする研究者による音楽産業論という感じなのですが、たかが音楽されど音楽という感じで経済学で説明できることが多いなという印象を強く持ちました。
とくにストリーミングによってどう変わったかとか、運や知的財産に関する項目はこうなってるんだとなかなか興味深いデータが多かったですね。