国内株式

連休中は投資本も読んでおりまして、泉田良輔氏の「機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法」を読みました。
泉田 良輔 ダイヤモンド社 2021年02月04日頃
個人的には他の人にもオススメできる内容ですし、フィディリティでの勤務経験があるためティリングハストとも話したことがあるそうで、投資手法もこうなるのは興味深いなと思いました。
で、この本の中で気になったデータがありまして、日本株の投資スタイル別の周期表という図。
これは毎年野村がRussel/Nomura指数で出してる、バリュー、グロース、小型、コア、市場の年度別パフォーマンスをまとめたものです。
本の中では2020年度の資料ですが、最新の2021年の資料も発見したので拾ってみましたが、2010年と2018年境に傾向が変わってるのが興味深い。
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野村インデックスファンド・先進国ESG株式(愛称:Funds-i 先進国ESG株式)が、1/21に新規設定されました。
野村インデックスファンド・先進国ESG株式(愛称:Funds-i 先進国ESG株式)
信託報酬が年0.27%と外国株式のインデックスファンドだと0.5%台が並ぶ野村のFunds-iシリーズの中では頭抜けて安いコストになっています。
加えてeMAXIS Slimを意識したのか純資産500億円以上1000億円未満部分は年0.25%、1000億円以上の部分は年0.23%になっています。
ESG投資だからそうなったとも言えそうな気もしないこともないですが。
これをやるなら野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型あたりの資産規模がFunds-iシリーズの中でも大きいファンドのコストも多少は下げれないのか?とも思えてきます。
で、こういうファンドができるってことはESG投資が好調なのかということなのですが、確かに指数は上回ってるんですよね。
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国内ETF

国内上場ETFといいますと、出来高が少ないという問題がありますし、ブラックロックが上場した外国株のETFでも上場廃止になったりしています。
野村や三菱UFJも売買代金が増加しつつあるとはいえ、品揃えと流動性が課題とモーニングスターのセミナーでも言及していましたので、なかなかバンガードやiシェアーズなどの海外ETFのように普及していないのが現状です。
関連記事 >> 4年連続で参加となった六本木開催のモーニングスターETFカンファレンス2017
そんな中、モーニングスターのETFカンファレンスで野村と三菱UFJが、先週新たにETFを上場しました。
ETF名称 | 銘柄コード | 経費率 |
(NEXT FUNDS)国内債券・NOMURA-BPI総合 | 2510 | 0.0756% |
(NEXT FUNDS)外国債券・シティ世界国債(除く日本・H無) | 2511 | 0.1296% |
(NEXT FUNDS)外国債券・シティ世界国債(除く日本・H有) | 2512 | 0.1296% |
(NEXT FUNDS)外国株式・MSCI-KOKUSAI(H無) | 2513 | 0.1836% |
(NEXT FUNDS)外国株式・MSCI-KOKUSAI(H有) | 2514 | 0.1836% |
(NEXT FUNDS)外国REIT・S&P先進国REIT(除く日本・H無) | 2515 | 0.1836% |
MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル | 1499 | 0.432% |
野村と三菱UFJの国内上場ETFをなんとかしようという熱意は伝わってきました。野村のETFは経費率的にも既存のインデックスファンドよりも低コストです。
特に外国債券は低コストですし、ETFでの長期資産形成を目的にETFを上場してきた感がありました。また、1499の方は配当は欲しいが値動きが激しいのは嫌だという要望をくみ取ったものでした。
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