
株価が好調なのでリバランスをどうしようかと考えているのですが、株式以外だとREITを除けばどうも割高に見えていて、色々と投資や経済関連の本を読みながら考えを練っています。
その中で「NEO ECONOMY(ネオエコノミー)」に書かれていた部分は非常に気になりました。
日本経済新聞社 日経BP 日本経済新聞出版本部 2020年05月25日頃
内容としては3章の「姿なき富を探る」に書かれてあった売上高7割を5社で取る勝者総取りの状況が金利を下押ししているという点ですね。
結局勝者総取り側にいるデジタル企業は、知識や人材をかき集めて、未上場企業などへの出資は多い反面、向上など巨額の設備投資とは縁遠く手元に資金が積み上がる訳です。
で、その資金でどうなるかというと巡り巡って金利を下押ししているのではないかと。
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海外ETF

アメリカの金利がここのところ上昇しています。アメリカの10年債の直近1年の値動きを見ておりますと、11月から急に上昇し始めていることがわかります。

これに呼応してでしょうか?マイナスに沈んでいた日本の10年債も2カ月ぶりにプラス圏まで上昇しています。
長期金利が2カ月ぶりプラスに上昇、米金利先高警戒感
債券相場は下落し、長期金利は約2カ月ぶりにプラス圏まで上昇した。米金利の先高警戒感がくすぶる中、この日に実施された5年債入札が弱い結果となったことから、17日に予定されている20年債の入札に不透明感が生じ、売り圧力が強まった。
15日の現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の344回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と横ばいのマイナス0.02%で開始。午後に5年債入札の結果が出ると徐々に売られ、2.5ベーシスポイント(bp)上昇の0.005%と9月21日以来の水準まで上昇した。
海外ETFで米国の債券関係のETFを所有していますし、国内債券として変動10もってますのでこのニュースは気になるところです。イギリスのEU離脱があったとはいえ、アメリカのETF流出入ランキングでは上半期終了時点で債券ETFに資金が流入していました。
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一方で資産残高は330億ドルの適格社債ETF(LQD)に68億ドルが2016年に流入していて、S&P500を上回る状況にあったため注意報的な記事も9月頃出ていました。
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トランプ大統領誕生時に債券ETFは下がっておりましたが、現状がどうなっているのか確認してみました。
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