退化している・・NISAの長期積立枠は60万10年非課税の報道。
NISAについては恒久化を進めてほしいという考えもありまして、度々記事にしてきました。
関連記事
NISAに長期積立枠を検討?20代30代が定年まで使える制度にすべきでは?NISAの恒久化についての議論が始まる気配
NISA恒久化検討のニュースが出てきはじめた
私の考えとしては普及のために非課税の恒久化が必要と考えますし、私がアラサーなのを抜きにしても特に20代や30代向けの世代にすべきと思います。開設しているのがお年寄りばっかりなのですから、制度的にも20代や30代に解説してもらう必要があるでしょう。
そんな中、NISAに関する制度変更の追加の報道が出てきました。
NISA、積立型は10年非課税 財務省方針 年60万円上限
金融庁は、現在の年間投資上限120万円・非課税期間5年のNISA枠に加えて、年間投資上限60万円・非課税期間20年の枠を新たに設け、投資家がどちらかを選択することができるようにする制度を考えていたようですが、非課税期間が10年になっています。財務省は少額投資非課税制度(NISA)で、年間の投資上限が60万円で10年の非課税期間がある新制度を創設する方針を固めた。「積み立てNISA」と呼び、投資上限は現行NISAの半分だが、非課税期間は倍に増える。個人が時間をかけて株式を積み立てる投資を促す。
8日にもまとめる与党の2017年度税制改正大綱に盛り込む方向で与党や金融庁と最終調整に入る。
記事を見ると金融庁の案が後退したのかと思いましたが、財務省方針なんですよね。おそらく日本の投資環境に厳しいことを言っている金融庁側の案はこれとは違うものなんでしょう。
自民党税制調査会では慎重論が出たそうですがどうなりますかね。まぁ、1か0かの意見しか言わない審議に出席しない野党よりは議論になるでしょうし、財務省案なので財務省側に都合のいい案なので実態に合ってんのかと思います。