国内ETF

個人的にスマートベータ関連のETFに注目していて、配当にフォーカスしているVIGやVYM、HDVに関しては実際に投資をしています。
じゃあ米国株のETFだけはなく日本株には投資をしないのかというと注視しているETFはいくつかあります。
2018年米国株のスマートベータ(バリュー、グロース、低ボラティリティ、モメンタム、サイズ、配当)のパフォーマンスを調べてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
年始にファクター投資に関する本を読みました。銘柄の特定の要素に基づいて構成された指数に連動する、スマートベータ指数の話題は騒がれなくなっていますけど、アノマリーとして有効なので静かないまは割と良い機会かなと考えています。...
その1つに、「野村のファンダメンタル・インデックス上場投信(1598)」があります。
上場当初の情報では以下のようにTOPIXに対しても優位という資料もありました。

ただ、設定から5年が経過したわけですが、その後iシェアーズや日興からスマートベータETFが登場してきましたので、先行していたものの優位性は低くなった状況。
上場から4年が経過した1598R/Nファンダメンタル・インデックス上場投信の現状を確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
スマートベータ関連のファクターとして、低ボラティリティ、配当、バリュー、グロース、モメンタムなどいろいろとありますが、財務諸表に応じて加重されるファンダメンタルも一つのファクターとなります。...
では、現状の国内株のスマートベータETFはどうなっているのか?
1598設定から5年と区切りですので調べてみました。
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国内ETF

スマートベータ関連のファクターとして、低ボラティリティ、配当、バリュー、グロース、モメンタムなどいろいろとありますが、財務諸表に応じて加重されるファンダメンタルも一つのファクターとなります。
iシェアーズの高配当や最小分散などのETFなどに先駆けて、4年前に登場した「野村のファンダメンタル・インデックス上場投信(1598)」。
上場当初の情報では以下のようにTOPIXに対していいパフォーマンスですよということで注目してました。

関連記事 >> 上場から3年経過。1598R/Nファンダメンタル・インデックス上場投信の現状を確認してみた
上場から4年経過しましたので、現状がどうなっているのか?ほかの国内株のスマートベータETFと比較してみました。
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国内ETF

スマートベータ的なETFとして、iShares MSCI 日本株最小分散ETF(1477)、iShares MSCIジャパン高配当利回りETF(1478)、上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(1399)が続けざまに上場しました。
しかし、これらのETFに先駆けて3年前に販売開始になったETFがあります。野村のファンダメンタル・インデックス上場投信(1598)です。
関連記事
1598 NEXT FUNDS R/Nファンダメンタル・インデックス上場投信
2000年から2013年の期間は理論上TOPIXを下落局面でも上昇局面でもアウトパフォームしていましたが、現状はどうなのか他のスマートベータ的なETFも含めてパフォーマンスを今日は調べたいと思います。
まず現時点での純資産額の推移を見てみましょう(左が前年3月)。
iShares MSCI 日本株最小分散ETF(1477) 40億→91.29億
iShares MSCIジャパン高配当利回りETF(1478) 35億→145.69億
上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(1399) 5億→91.93億
NEXT FUNDS R/Nファンダメンタル・インデックス上場投信(1598) 64億※→27.62億
※1598の決算短信で昨年10月に突然純資産が大きく減っています。
決算短信で確認しましたが1598は突然資産が昨年10月に60億から20億程度に減少しています。これは何があったんでしょうか?
他のETFだと野村の高配当ETF(1577)が販売開始4年で532億→896.08億ですので規模的には抜けていますが、1598以外のETFも着実に純資産額は増加傾向と言えるでしょう。では、実際のパフォーマンスがどうなのか確認してみました。
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