オススメ本

ファクトフルネスに関しては以前紹介しましたが、コロナによる緊急事態宣言が出たあたりから再び経済関連のジャンルの売上で1位になることも増えています。
個人的にテレビだろうがネットだろうがおかしな情報も結構あるわけですから、この本が売れるのも納得です。
ハンス・ロスリング/オーラ・ロスリング 日経BP 2019年01月12日頃
そのファクトフルネスの内容をさらに踏み込んで補強して上下巻にまとめられたのが「21世紀の啓蒙」になると思うんですよね。
読み応えありますけど、個人的にはコロナの時代だからこそ読むべきないようかなと思いましたし、ビル・ゲイツが絶賛するのも納得の内容です。
スティーブン・ピンカー/橘 明美 草思社 2019年12月18日頃
著者のスティーブン・ピンカーは実験心理学者、認知心理学者で、「暴力の人類史」などの著作も有名です。
どうしてもこの状況で暗い気持ちになりがちですが、とはいえ長期的に見ると世界はいい方向に向かってるという思考は持っておいた方がいいなと思わせるものがありました。
個人的に印象に残った点をまとめると以下の2点ですね。
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ニュースが暗い内容ばかりで、バラエティやスポーツも明らかに普段と違う状況が2ヶ月以上続いているため、テレビ見るものがないという人はわたしの親世代でもいます。
ドイツのブンデスリーガが再開されるの見ますと、日本も来月にはできそうというのはありますけど、それまではバラエティなんかも通常営業は難しいでしょうね。
どうしても暗い気持ちになりがちですが、とはいえ長期的に見ると世界はいい方向に向かってるというスティーブン・ピンカーの「21世紀の啓蒙」は上巻まで読むと、コロナは大変だけどもっと昔に起きてたらそれこそ中世欧州のペストみたいになってたのかもしれないなと。
スティーブン・ピンカー/橘 明美 草思社 2019年12月18日
本にも書かれてますけど、もちろんポジティブだけではダメでネガティブな警鐘は必要ですが、過度にネガティブになるのも良くないなと思うんですよね。
もちろんネガティブな予測も考慮するというのは無視しない方がいいでしょうけど。
で、上巻の中に注目すべきグラフが載ってたんですね。
「世界的にニュースのトーンが年々悲観的になっている」傾向があるのです。
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